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「30代の立ち位置問題」に、答えが出る日はくるのだろうか

30代に足を踏み入れて、もうすぐ3年目になる。正直、20代の時よりとても楽しい。スタバのフラペチーノが辛くなったとか、お肉の脂身がダメになったとか衰えを感じることも増えたけれど、10代・20代のあの頃より自分らしく生きていると思う。文章を書くという好きなことを仕事にして、好きな人たちと会ったり、お酒を飲んだりできている今がとても幸せだ。(もちろん大変なことも沢山あるけれど)「30代、なかなかいいぞ」というのが、個人的な1つ目の感想。

そして、もう1つが10代・20代では感じなかったこと。私は「30代の立ち位置問題」と勝手に呼んでいるのだけれど、30代に入ってから急に考え始めた。30代って、「若者」と呼ぶには少し違う気がする、だからと言って「ベテラン」でもない。名前のつかない、宙に浮いた状態。大人であることには変わりはないし、それ相応の責任・行動が必要なのも自覚している。それでも、30代の名前のつかない立ち位置に、むずがゆさというか、宙に吊るされ地面に足がつかない居心地の悪さを感じる時がある。

何も「すべてに名前をつけて、はっきりさせるのが良いこと」だとは思わないけれど、今回ばかりは何故か名前が欲しかった。たぶん、この立ち位置問題は、今の私では解決までたどり着けない。なんなら、40代でも悩んでるかもしれない。(そもそもベテランがどの年齢からか、ベテランと胸を張って言える日が来るのかもわからないし……)歳を重ねていくたびに、少しずつ30代の立ち位置が見えるようになるのだろうか。

10代・20代では感じなかった自分の立ち位置への疑問を、少し書き残しておきたくなって久しぶり書いたnote。とりあえず今は、慌てず1歩ずつ30代を進んでいこうと思う。


最後まで読んでいただきありがとうございました。