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Hook Killerの重要性

YENTOWN SEASON!!!

開けけましておめでとうございます。ってもう1月も末になりました。前回の記事からだいぶ経ってしまいました。2020年も続々とヤバい音源のリリースが続いていますが、今の所やっぱり、Awichの「孔雀」が最高によかったですね。(ここにきて急に日本語ラップの話になったのは許してください)。アルバムを通して聴くことがこんなに面白いと思った作品は久しぶりでした。彼女は2017年頃からYENTOWNに所属しています。YENTOWNといえば、去年PetzとMonyHorseの初ソロアルバムが立て続けにリリースされ、勢いを見せつけてくれたクルーであり、今年は、kZmの2枚目とJNKMNの初ソロアルバムがいよいよ期待できそうですね。

Awichの加入による加速

さて、そろそろ本題に移りたいと思いますが、ここからはあくまで僕の一意見と思ってくれたら助かります。笑 YENTOWNといえば最初はMONYPETZJNKMNの3人の活躍で世に知らしめたクルーです。もちろん当初からChaki Zuluのかっこいい音に3人の個性豊かなラップが楽しめたし人気のあるクルーでした。でも僕はAwichの加入によって、もっとYENTOWNというクルー名も認知され、大きなクリエイティブ集団として人気を博していったと感じます。僕がそう感じる主な理由として彼女が作るフック(サビ)がUSにも劣らないクオリティだということが考えられます。彼女がフックを歌い、他のメンバーがそれぞれのラップをカマすことで更に幅のある音楽になったと思いました。

Hook Killer

僕は彼女のような「この人にフックを任せたら間違いない!」という人たちをフックキラーと言っています。笑 僕は、人気のあるクルーにはフックキラーが在籍していると考えているのです。KANDYTOWNにはKEIJU、MaisonDeにはShurkn Papやlj、竜巻一家にはCzTIGER、BADHOPにはYZEERやTiji Jojoという風にイケてるクルーにはイケてるフックを歌うラッパーがいるんです。また、クルーではなくてもフックが得意な人は多くの客演をこなしている印象です。そこで、僕が思う日本の"トップフックキラー"達を紹介していきたいと思います。

Awich

まずはもちろんYENTOWNからAwich。バイリンガルである彼女が日本語と英語を織り交ぜて作るフックは唯一無二。この"Remember"はクラブでかかるとフロア中の人が歌っていますよね。それだけキャッチーなものを作れるということも素晴らしいです。

RYKEY

何かと話題のRYKEY氏。彼の作るフックからも他にない素晴らしい才能を感じます。個人的には、この"You Can Get Again"は2019年の日本語ラップで一番好きです。叫ぶような歌い方からは、Soulの様な雰囲気が感じれますし、音がすこしズレているようなところも味があって素敵です。早く新しい作品を聞きたいですね。。

紅桜

岡山は津山出身の紅桜。"NEO演歌"とも言われる彼の音楽。好きな人は必ず一回はライブを見るべきです。痺れます。歌唱力が圧倒的なんですよね。選ぶ言葉も本当に日本らしいというか、とにかくかっこいいです。

CzTIGER

大阪といえば竜巻一家!その核弾頭と言われているCzTIGER。彼は客演でフックを任されているイメージがとても強いです。しかもどんだけ引き出しあるんだと思わせるくらいに生み出してくる多彩なメロディ。Speaker Knockerzに影響を受けたと公言されていますが、それがなんとなく感じられる様な歌い方。Auto-Tuneが声とすごく合っていますよね。

Yo-Sea

近年、沖縄からたくさんの才能が出てきていますが、その一人であるYo-Sea、彼の美しい声で奏でるHookは耳障りが良すぎます。SingerとRapperの二つの顔を持つだけはありますね。

まだまだいると思うので、あなたが思うフックキングを是非教えてください!!良かったらコメントにお願いします!それではまた!



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