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留学する意味

学びと気づき:結局は全て自分次第であること。自分の行動次第で、留学することが自分にとってプラスになるし、マイナスにもなり得る。


今回は、留学する意味を書いていこうと思います。

捉え方によっては人それぞれなので自分と周りの人を例にしながら書いていきます。


これが自分の今回の結論になります。留学をする前に目的をはっきりさせることによって劇的に留学という機会がプラスにもマイナスにもなると考えています。


自分にとって留学は最大限に自分を成長させることができる場と感じています。


留学のメリット

1、考え方・価値観の変化

これを感じる1番の理由は、会話中に出てくる『普通は〜だよ。普通、〜じゃん!』という言葉に違和感を感じるようになったことです。あらゆる価値観や考え方が異なる人々と触れてきて、会話中に出てくる”普通は”という言葉に対して、何がそもそも普通なの?とわからなくなりました。

集団主義の日本と個人主義の欧米の感覚を両方とも持てるようになった気がします。変にグループで括るのではなく、一個人をそのまま受け入れ、理解するようになりました。そのため、物事を多角的に見る癖もついてきたと思います(昔と比べて)。


2、世界中の友達ができる

国際的に交友関係が広がることは留学するメリットの1つです。日本でもそうですが、出会いを大切にしていれば必ず良いことが自分に起こると信じてきて。。。

今や、全大陸25か国以上の友達が世界中にいます。何がメリットかというと、楽しく遊んだり、その国の文化を知れたり、、とありますが、そのうちの1つに彼らのお家に泊まることができ、宿泊代が浮くことです。笑

日本の友達とワイワイして遊ぶ楽しさと海外の友達と遊んだときに感じる楽しさは、また異なります。そのため、留学中にいろいろな友達を作ることで、新たな経験ができるメリットがあります。

さらに、学生なので何とも言えませんが、ビジネス面でのメリットも同様にあると思っています。大きなスポーツのカンファレンスに出席して、情報をゲットしつつ連絡先を交換して繋がりを増やしています。将来、何らかの形で享受できればと思います。


3、語学スキルや海外に関連したスキルが身に付く

個人差はありますが、真面目に勉強して交友していれば語学スキルは上がります。しかし、全て自分次第です。自分は日本でできることはしないように意識しながら生活しています。

そのため、一緒に遊べるような日本の友達はいません。。避けているわけではありませんが、自分から仲良くなりに行くようなこともしていません。理由は簡単で、なるべく日本語を生活から切り離すためです。

英語と日本語は文法や発音という面で正反対なので、日本語に触れているとすぐ英語を忘れてしまいます。。話を戻すと、自分次第でしっかり勉強していれば、語学スキルが上がります。

海外スキルは何かというと、自分の場合、世界中どこへでも1人で行けるようになったことです。航空券やホテルの予約も自分でやることで、タイムマネジメントスキルがついたのかなと感じます。何より、日本という安全な国から出て様々な国を1人で行けるようになったのは、多少は肝が座ったのかなと思います。笑


4、日本を客観的に見れるようになる

数年前までずっと日本にいた自分では気づけないようなことに気づけました。日本の素晴らしさや弱点が日本から出てわかるようになります。日本が世界に誇れることは水まわりの質の高さだと思っています。お手洗い、シャワー、キッチンのシンク。どれをとっても日本の水まわりの質はトップレベルだと思います。

生活だけではなく、政治や経済にまでこれが当てはまるのではないかと思います。スポーツビジネスをイギリスで学んでいますが、アメリカの5大リーグやヨーロッパのフットボールリーグなどの欧米のスポーツ産業と比較して、日本は発展途上中の国であることがわかりました。

まだまだ、伸びる大きな可能性も同様に感じました。このように、日本をあらゆる面で客観視できるようになると思います。


留学のデメリット

1、コストがそれなりにかかる

自分が考える中で、1番のデメリットポイントなのではないかと思います。留学に対して意思が強くても全ての人ができるわけではないのが現状だと思います。


2、時間とお金の無駄になってしまう可能性がある

留学から帰ってきて、あまり語学スキルが向上していない、自分が何をしてきたのか曖昧で答えられないという人がいます。自分次第で留学という機会をマイナスにさせてしまうこともあるのです。

こう言った人々の特徴は、留学をしたい!海外への憧れ!というふうにボヤッとした憧れや留学をすることが目的になってしまっている人です。そして、理想とのギャップで辛さに耐えられずに、部屋で日本語の映画やユーチューブをずっと見て1日が終わる。

もしくは、日本人だけで固まって生活している。そういう人に対して何のために高い費用を負担して留学に行ったのかな?と疑問を抱きます。


3、日本の大学を卒業するよりも難しい

1年少し日本の大学生だったため、海外の大学とどのように違うか例を上げるとすると、課題の難易度が海外の大学の方が高い・ネイティブの学生と同じことをするので英語という面で、大変。ということが上げられます。

英語を学ぶのではなく、英語で学ぶため、語学学習の分が大変要素になっていると感じます。。事実として上げていますが、自分はこれをデメリットとは感じません!


まとめ

今回 1番伝えたいことは『留学にはこんなメリットがあるからおすすめ!』ではありません。

それなりにかかる費用を考えて、簡単にできるものではない貴重な留学という機会をプラスの経験にするかマイナスの結果で終わらせるかは全て自分次第であるということです。

正直、言葉がわからない・日本と異なることが多いというのはストレスでしかありません。さらに、わからないことに対して何度も失敗をして徐々にわかるようになっていくには、強い意志とメンタルが必要です。

自分のイギリス生活は辛いことの方が多いです。自分自身を辛く苦しい環境に置き続けようとしているからです。しかし、その先に成長が約束されていることを知っているから挑戦し続けることができます。そして、楽しくも苦しくもある生活はとても充実しています。

目的を明確にし、強い意志を持ち留学をすれば、それは自分にとってプラスの経験になると思います。自分次第で毎日の積み重ね方を変えれば、お金では得られないことが数多く得られると思っています。


終わりに

今回は留学する意味について書きました。なぜ留学するのかをはっきりさせること、自分次第で留学という機会が自身にとってプラスにもマイナスにもなり得るということ。

語学スコアやスキルだけを伸ばしたいという人は必ずしも大金を払って留学をする必要はないと考えています。なぜかというと、強い意志さえあればインターネットでわからないことを簡単に調べられますし、オンライン英会話でスピーキング・リスニングスキルを向上させることもできます。

留学を通じて自分はどうなりたいのかをイメージして、留学をするかどうか決めることが重要です。


最後まで読んで頂きありがとうございました。



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