
高級中華料理店のブランディングをしてみた経緯と結果について
こんにちは、movee小野寺です。
先日、お仕事で大阪にオープン予定の高級中華料理店のブランディングを受注しました。
「ホームページの画像はあるのだが、お客様を引き付ける文章がないので書いてほしい」という内容です。
コンセプトやこだわりなどの情報を伺い、高級感というキーワードを意識して、文章校正を練りました。
高級中華とは?
伝統料理?それともモダンな中華料理?
器やインテリアへのこだわりは?
シェフはどんな方?
コース内容は?
などなどいろいろ質問させていただきました。
いただいた情報をもとに高級感を意識したブランディングを行い、10,000文字ほど希望していた文字数も2,000文字まで減らしました。
結果的には大満足いただき、ご評価いただいたので関連飲食店のブランディングも受注ができました。
結果として感じたことはブランディングはお客様の情報をまとめるだけではダメだということです。
上記の質問以外にも、
「どんなブランドにしたいですか?」
「どんなこだわりがありますか?」
「どんな方に食べてもらいたいですか?」
諸々の質問をぶつけて帰ってきた答えが正解ではないということです。帰ってきた答えを深読みして、「実はこうなんじゃないか?」、「本当の魅力はこれでは?」など、こちら側が推測して「こういうブランド価値があるのでは?」という推測が大事だと思います。
それを見つけるのがブランディングの真価だと感じます。
こちらが「こんなことじゃないですか?」と聞くと、「そうそう!」となることがあります。
お客様のこだわりを聞くことはとても大事ですが、こちらのイメージや投げかけなども大事なのではないかと思います。
お客様自身が気付いていない魅力や本当のコンセプトを引き出すことがブランディングだと強く感じた日でした。言われたことをそのまままとめるだけではブランディングとは言えませんね。
お客様には満足頂いたようで良かったです。
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