ドラゴンボール超漫画版オリジナルストーリー、「銀河パトロール囚人編」を読んだ男

どうも、ユウトニンジャです。

ドラゴンボールっていいですよね。うん。


先日突然友達に「ドラゴンボール超の漫画を貸せ そして俺の推してる漫画を読め」と脅してドラゴンボール超の漫画を貸してもらいました。

神と神編、第六宇宙編、ゴクウブラック編、力の大会編まではアニメと同じように進んでいきます。とはいえ、マンガにするにあたってアニメと違うところが結構多かったです。

神と神編は駄作、第六宇宙編は空気、ゴクウブラック編はアニメ諸共ストーリーがクソ、力の大会はアニメ版はよかったのに俺が好きなエピソードが悉く削られ、展開が速すぎて感動もクソもない始末。お世辞にもいいとは言えない出来でした。

とよたろうくんさぁ……いい加減公式の名で同人誌出すのやめなよと思いながら読み進めて、ついにアニメにはない漫画版だけのストーリーに突入。どうせ……と思って読み始め、導入部分を見て、やっぱりかと落胆しました。


今回はそんな銀河パトロール囚人編を最後まで見ての感想を話していきます。また、未読ではなく全部読んだ人向けの内容なので、内容の説明は一切ありません。まだ読んでない人は理解できなくて読んでいてもつまらないと思います。ネタバレもめちゃくちゃしますし。僕の記事で一度しか体験できない初読の楽しみを奪いたくはないので、ブラウザバックしてください。




では、どうぞ。

最高

クソほどおもろい。俺が読みたかったドラゴンボールだった。とよたろう先生はなぜ最初からこれが出せなかったのか。

俺がいいなと思ったシーンを、順序に沿って説明していきます。

おちんちんを触るな!

銀河王に会うたびおちんちん触るのを定期化しようとするな!!!絶対、絶対次は触るなよ!!

ブウが活躍している!!

僕はミスターサタンが一番好きなんですけど、二番目に好きなのが善ブウです。ドラゴンボールファイターズでずっと使ってたので。世界のブウ使いランキング1000位ぐらいだった気がします(過疎ゲー)(マイナーキャラ)。

ペーパーテストで落とされて、睡眠になって力の大会も出れずに、俺が大好きなキャラが全然活躍できなかったのに、やっと活躍してくれたことの嬉しさったらないですよ。

あとのっかって相手をタコ殴りにする技、DBFZにもあるのでめちゃくちゃうれしくなった。ブウがトリッキーに相手を翻弄しながら戦う姿、マジで涙でそうだった。

あと手を分離して殴らせ続ける技、DBFZにもください。あれ使って一生ハメ技するので。

幕間の漫画が面白い。

超の漫画版だけの良さですよね。今までの奴だとポタモがマゲッタのメンタルケアで、「逆にお前それさえ治せば最強だぜ……」って言ってるやつが一番好き。

修行をしている!!!!!!!

修行回って、めちゃくちゃわくわくしません?強くなった姿が見れるので。その強くなった根拠も示されるしね。

あと修行をしたことで、「あ、この漫画まだまだ続ける気があるんだ」と思いました。

え~~~~~~~!!メルスえ~~~~~~~!?!?

え~~~~~~~~!!メルスえ~~~~~~~!!そうだったの~~~~~!?!?!

悟飯つえ~

嬉しいね。

おぉ……ベジータがめちゃくちゃパワーアップしてる……

すごい。

おぉ……ベジータがザーボンと戦ってる……

すごい。

メルス……

ありがとなメルス……

あっ!Z戦士が勢ぞろいしている!

こんな風にZ戦士が勢ぞろいするのもかなり久々だよね。ドラゴンボールの魅力って、こういうみんなで戦うところにあると思っています。ヤムチャも活躍していて俺はうれしいよ。

悟飯とピッコロが共闘している!!!!!!!!!!!!!!!!

エモすぎる。強いし。

人造人間来た!

すっかりZ戦士面しちゃって。ヒューッ!

悟空急いで

宇宙船動かせて偉いね。

クリリン!!!!!!!!!!!!!!

クリリンの覚悟と信頼がすげぇ。しかもそれにちゃんと答える悟空が最高。

悟空が来た!!!!!!

ここのやり取りエモすぎる。悟空とクリリンだからこそできるやり取りだよな……。マジで最高……。

この時の悟空、マジでヒーローすぎてやばい。最近では悟空がずっと近くにいたから、久々だよね、この悟空が来た!!!!!っていう感じ。

サガンボを説得しようとするシーン、マジでいい。

モロ相手にもブチギレてる。この戦闘狂でなく誰かに対して怒って戦う悟空久々に見た気がする。今までは勝つために戦っていたけど、今回は守るために戦ってる。

本来の悟空ってこうじゃない?おバカ戦闘狂キャラでは決してなかったはずだけど。

この話、ヒーローとしての姿とか相手に対してキレる姿とかそれでも情けを掛けようとする姿とか、「本来の悟空」がかなり描かれている感じがした。だから面白いしワクワクするんじゃないかな。

身勝手だ!!!!!

”兆”か……。

悟飯が「父さんが押し勝った!!」って喜んでいる。

悟飯くん、父さんが活躍していて嬉しそうでよかったね。

ベジータの瞬間移動だ!

悟空の元になら飛べるってか?コイツゥ…!

あとピバラ様の「努力の天才だ」ってセリフ、マジで泣ける。そういうのに弱いので。

ベジータ……!

優しい能力だね。あと「俺は合体だとか吸収だとかじゃなくフェアで戦いたい」っていうのもめっちゃいい。

悟空の一方でベジータはかなり原作とは違っている気がする。ピッコロの「お前がアイツを変えたんだ」「お前はそれでいい これからも変わらんでいい」って話が、このエピソードの全てかもしれない。ていうかここのやり取りめちゃくちゃいいな。ヲタクってこういうドラゴンボール好きじゃない?

モロが、完全体に……!

ここから始まる絶望感もドラゴンボールっぽくていいね。

メルスお前……!

お前メルス……!

ウィスお前……!

ていうかビルス様お前も……!

メルス…………

メルス、いいやつだったよ……。悟空が「お前はいいやつだよ!」って言うまで疑っててごめんな……。

メルス、マジでいいキャラしている。

ジャコとの会話シーン、マジでよすぎる。

なんていうかここのイントロみたいな、メルスが消えてめちゃくちゃ感情が動くはずなのに、至って冷静で穏やかで、ここですぐに身勝手が覚醒しないのが、超サイヤ人と身勝手の違いなんだなと思う。

例えるならそれは嵐の前の静けさ。ラスサビ前の一瞬の静寂。この静けさが、この後のクライマックスを引き立たせる。


身勝手の極意、完成。

言葉は不要でしょう。

身勝手のアッパー、かっこよすぎる。

かめはめ波や元気玉のような他人に教わった技ではない龍拳もアッパーだし、悟空のアッパーはかなり特別。ここの決め技にアッパーを選んでくるセンスよね。

あっ情けかけるんだ……。

でもこれが悟空の良さだよな。これをしないでとっとと殺す悟空は見たくない。

モロの限界

散々触れられてきたモロの限界の話も回収するんだ……すごいな……。

ていうか地球と合体ってマジでやべぇじゃんね。

ベジータが助けに来た!

でもまだ足りない……どうすれば……。

ウーブも回収すんのかい!!!!!

序盤で純ブウが持ってったってことはウーブが引き継いでるかもな~ってぼんやり思ってたけど、マジで回収すると思ってなかった。鳥肌ブワーって立ちました。

見開き身勝手パンチ

身勝手の技って、すげえパンチしかないけど、それがいいよね。

大団円

このうおぉぉぉ!終わったぞぉぉぉ!!って感じもドラゴンボールで好きだ。

おちんちんを触るな!

銀河王に会うたびおちんちん触るのを定期化しようとするな!!!次こそは、次こそは絶対に触るんじゃないぞ!!いいな!!!!!

そしてメルス

本当によかったねメルス……!あと大神官様が意外と融通利いてビビってる。話の分かる人しかいないじゃん。

ビルス「くっそ~~~!悟空のやつ~~~!!!」

チャンチャン。

あとベジータが破壊神的になろうとしていてマジで面白い。これからは悟空の後追いじゃなく、ベジータ独自の良さを見つけ出そうとしているんだね。ヲタクはこういうのに弱いので、とても涙を流しています。



総評

マジで面白い。なんというか、俺が読みたかったドラゴンボールはこれなんだよ!!!!って感じがした。

確かに過去のドラゴンボールのキメラという意見はわかる。メルスが消えるシーンはセル編のオマージュだろうし、情けを掛けるシーンはフリーザ編のオマージュ。ドラゴンボールのいいとこどりしたとよたろうの世界でやったドラゴンボールって感じはある。

でもいいんじゃない?面白いし。鳥山先生もインタビューで「もっととよたろう色を出せたらいいね」って言ってたし。これから俺たちが見ていくのは、鳥山ドラゴンボールではなくとよたろうドラゴンボールなんだから。まだちょっと同人誌と変わらない部分はあるけど、めちゃくちゃいい同人誌だったと思うよ。

まあこれを月刊で読まされた奴は大変だなと思う。コミックスだからテンポがよく感じたんだろうなって部分はある。お疲れ様です。

次の敵は、イケメンだし相棒いるしですごくドラゴンボールっぽくなくて期待がある。これをどうやって落とし込んでいくのだろうか。楽しみだね。


それでは、また次の記事で。

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