【ゲームレビュー】ストリートファイターV、努力の先にある勝利

どうも、ユウトニンジャです。

今回は、ストリートファイターV（以下、SFVと記載）のレビューをしていこうと思います。

格ゲーあるある：敷居が高い

格ゲーあるあるとして、敷居が高いというのが存在します。数多くの専門用語、複雑なコマンドやコンボ、システムへの理解、それらに精通してやっと土台に立つことができる。言わば、ゲームの面白さを味わえるまでの時間が長いのです。

では、このSFVはどうか。はっきり言います。敷居が高いです。これは格闘ゲームとして避けられない点です。

しかしそれは仕方のないことだと思っています。考えても見てください。事前の準備もなしに相手に勝てるスポーツはありますか？野球部で言えば、筋トレランニング素振りキャッチボールなどから始まり、最初から試合ばかりを繰り返して成長していくことはありません。サッカーでも吹奏楽でも勉強でも同じことです。基礎を固めなければ応用は行えないというのは、避けられない事なのです。

SFVの敷居が高いことは認めます。勝つまでにいくつもの努力が必要です。しかし、私はこの努力こそがこのゲームの面白さだと主張したいのです。このゲームの面白さ、それは

努力がダイレクトに勝利に繋がること

です。

先ほどの例でいえば、素振りのおかげで打球が打てた、キャッチボールのおかげで送球が出来た、などを実感するのは、難しいことでしょう。

しかしSFVは違います。コンボの練習をすれば、そのコンボを実戦で出すことができるし、コマンドの練習をすれば、その技を実戦で出すことができます。対空、中下段確認、投げ抜け、起き攻め、キャラ対、様々な努力が、ダイレクトに勝利に直結するのです。

この点がSFVの特徴だと思います。テスト勉強をたくさんしても、テストで出てくるのは同じ”ような”問題で、全く同じ問題が出てくるわけではありません。しかしSFVでは練習したことが全く同じ形で実戦に活かせるのです。そうして手に入れた、勝利の味は格別です。

SFVは100％自分の力で勝敗が決まります。一緒に戦う味方も、勝敗を左右する運要素もありません。自分が努力すれば努力した分だけ、勝率に直結するのです。

つまり、SFVでの勝利とは、

100％自分が手に入れた勝利

なのです。

相手の思考を読み、自分の引き出しを出し尽くして、全力で勝ち取った勝利の味は格別です。その味は他の誰でもない、自分だけに用意されたものなのです。

その味とは、自分の努力量が相手を上回ったことの証明。相手が年収100億持っていようと、女を5万人侍らせていようと、どっかの国の首領であろうと、SFVで勝ったのなら、自分の方が”上”なのです。

いかがだったでしょうか。

つまりSFVとは、努力をすれば何よりも美味しい勝利の味が待っているゲームなのです。

どっちが強えか、直接決めることができるコンテンツは他にそうありません。皆さんもぜひ遊んでみてください。

以上です。ありがとうございました。

それでは、また次の記事で。