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時間はないが、時間が必要なんだ


小さい頃から「プロサッカー選手になりたい」とただひたすらに夢を追いかけてきた。いつか叶う、叶えられるとその夢が近づいてくるのを待っていた。
でも、最近夢を追いかけている中で、現実という目には見えない壁が立っていることに気がついた。大学3回生(20歳)になり、周りで就活を始める人が出てきて、就活という言葉も現実味を帯びだして、焦りと不安を感じている。
結果が伴わなければ、上にはいけない世界なのは理解してる。だからこそ、結果が伴っていない今、不安になり焦っている。

でも、「焦らされ」てはいけない。

時間をかけないと「幸福」にはなれないことは分かっている。人は焦ると視野が狭くなり、長期的な視野が持てなくなる。そして、目先の成功や成果ばかりに目を取られ、自分のコントロールが出来なくなる。結果、自分の制御を失い、自分をも失うことになる。また、目先の成功や、成果はただの「快感」であり、長期的な目で見た時には何も残っていない。だからこそ、焦ってはいけない。

一時的な時間の生体反応に視野を持つのが快楽、将来の希望など長期的な時間の視野を持って物事を捉えるのが幸福。(著書 生命科学的思考)

時間はないが、時間をかければ必ず世界に通用するプレーヤーになれることは確信している。だからこそ、自分には時間が必要なんだ。時間がないことは理解している、だが時間が必要なんだ。待たないといけないんだ。焦らされてはいけないんだ。

また、焦る要因は「時間」的思考である。

時間は、自分という単一の変化のみでは存在できず、環境など複数の変化があることで初めて存在し確認し得るものである。二次元における距離の概念が一点ではなく二点以上存在することで初めて成り立つように、「二つ以上の異なる性質を持つ変化」を比較することで初めて時間を認識できる。(同著)

このように自分(主体)と環境や人(比較対象)を比べることでそこに時間が生まれ、そしてそれが焦りになる。だからこそ、自分なりの時間軸(戦略やビジョン...etc)を持っていないといけない。

それに沿って、自分なりのスピードで成長していけば良い。(時に比較対象と自分を比べることで必要だが)

周りは、好き勝手言う。何も知らずに好き勝手言う。しかしその言葉に焦らされてはいけない。絶望してはいけない。そこで、自分を信じて待てるかどうか。自分のスピードを待てるかどうか。ビジョンや戦略を立ててそこに対して進む。だが、止まったり、進んだり、あるいは後退したりするかもしれない。そこで、待てるか。「待つ」力。待てなくなった時に、絶望する。

良いものは残るし、良いものを作ろうと思ったら時間はかかるし、遠回りも必要になる。

待てる間は必ずチャンスは来る。
そう言い聞かして、今は耐えてチャンスを伺っております。

そして、これを読んでくれている人はどこか現状に満足していない人かもしれない。今は良くないかもしれない。だけど、そこでジッと耐えて自分を信じてやるべきことをやれるか。ここで話したことを自分ごととして捉えることができたら、俺たちはもっと強くなれる。今は弱いかもしれない、だがそんな事はどうだっていい。強くなる意思があるのかどうか。そこから「課題」がみえ、それが希望になる。

皆んなで良いモノを作りましょう。

スキしてくれたら嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました。

草場勇斗 いただいたサポートは、一部をボランティア団体に寄付させていただきます。残りは夢を追うための活動資金として大切に使わせて頂きます。応援よろしくお願いします。