結局、ビジネスは自己理解の道
数年前、住んでいた町。アパート。学校とかに、ふと立ち寄ってみたくなることってありませんか?心が“何か”を求めている感じ。あれって一体なんなんでしょうね。先日、ふと思い立って母校に行ってみたんです。
僕が通っていた高校は、かの有名な大谷翔平選手の出身校でもある花巻東高校なんですよ。ドヤ。(偉大な後輩のおかげで、こうしてたまに謎にドヤりたくなる自分がいます。僕は何もすごくないけれど笑。大谷選手ありがとう。)
学校のすぐそばには、自然豊かな大きな運動公園があって、林の中を抜けていく綺麗な道がお気に入りでした。
久しぶりに当時歩いていた道を歩きながら、「過去」について思いを馳せました。
「僕の“原点”ってどこなんだろう?」って。
ご存知ですか?人がそれぞれ持っている「価値観」というやつは、「感情」が動いたできごとがきっかけで構築されるそうなんですよ。
価値観が基準になって、今の自分が構成されているから、原体験を思い出し、確認することで「自分」をさらに深く知っていくことができます。
「高校時代」にも、今の僕をつくる「価値観」を作った体験があるのでは?それを思い出したくて、なんとなく母校に足が向いたのかもしれません。
実は、最近の僕は、自分の「ビジネス」というやつに悩んでいたんです。
まあ、6年前に独立してから今に至るまで、悩まずに過ごした日の方が少ない気もするけれど。最近はそれがさらに顕著で。
「僕はなんのために、この活動をしているんだろうか?」
なんてことを考えていました。
あ、でも。誤解してほしくないのは、ネガティブじゃなくて、ポジティブに悩んでいるってこと。
僕は、今やっている活動を通して、もっとたくさんの方に貢献したいし、世の中に役に立ちたいんです。そのためには、この「命」をどう使っていくことがより良いのだろうか?ということを考えていました。
大袈裟に聞こえるかもだけど、いわゆる「使命」というものが悩みのテーマなんですよね。
きっとさ。世界はパズルのピースみたいになっていて、僕が持っている凸と誰かが求めている凹があるんです。
そのちょうどよくフィットする部分に自分を使っていけたら、最高だと思うんですよね。
で、そのためには、そもそも自分がどんな形のピースなのか?をできるだけ正確に、理解する必要があると僕は考えています。
ただし。「じぶんを知る」ってなかなかに奥が深くて。
だから、そのために「原点」を何度も確かめたくなるんですよね。
最初は「丸」だったはずの自分は、人生の流れの中で、いろんな体験をして傷ついて、角ができて、唯一無二の形になっているはずだから。
そういったことを丁寧に丁寧に紐解きながら観ていく。すると、少しずつ自分が立つべき場所ややるべきことが見えて来る。そんな体験を何度も何度もしてきました。
そして、自分仕様がわかる度に、僕は「僕」を使う「自在さレベル」を上げることが出来ているように感じます。
具体的にいうと、それは時に「収入UP」という形で現れたり、「人脈」という形で現れるんだけれど。
その都度確信的に「あぁ。やっぱりビジネスって、自己理解の道なんだな」と思うわけです。
「自信がない」と悩む方がいるけれど、そういう人こそ「ビジネス」してみたら良いんじゃないかな、と思うときがあるくらいだもん。
「自分と向き合う」って、簡単なことじゃないけれど。本当は、とっても深みがあって芳醇な味わいを纏っている「人生」ってやつを、味わい&楽しむ手段だと思うんですよね。
あ、ちなみに。この「母校へ帰る」という行為をした数日後、新しいビジネスアイディアが出てきて、悩みが解決へと向かいました。
「原点を観る」ってやっぱり大切ですね。
「自分の人生って、なかなか悪くないじゃん」
そんな風に思えたところからスタートラインに立つと、安心感と穏やかさと安定感を纏って、自信のある表情で歩き出せるのかなと思っています。
あなたは最近、「原点に帰る」をしていますか?
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