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学生による地域活性化プロジェクトin高知

千葉工業大学大学院創造工学研究科
デザイン科学専攻修士2年の青木祐人です。
今回は現在私の研究室で行っている地域活性化プロジェクトについてです!

01.活動経緯

高知県北川村では現在地方創生における行政の様々な施策が投じられています。その一環として教育環境整備のため教育施設や公共施設を専門としている私の研究室の教授に依頼がありました。そこからぜひデザインを学んでいる学生たちにも北川村で活躍してほしいとのことで昨年度より始まったプロジェクトです。(とってもざっくり言いました)

02.高知県北川村とは

高知県北川村とは高知県東部に位置する人口約1,000人ほどの小さな村です。国内トップクラスのゆず産地です。よかったらPR動画ご覧くださいい。
とってもいいところですっ!


03.スタート

千葉と高知という離れた地域を繋いで行う活動になるので、まずは人間関係を作っていくことから始まりました。地域の活性化において、クライアントとデザイナーの関係であると同時に地域を共創するチームであるという意識が重要だと思っているからです。
地域の活性化はいきなり達成するものではなく、そのプロセスを分かち合うことで思い入れのある魅力的な地域になっていくと思います。

ということで、とにかく地域の人とzoomを繋いでお喋りすることから始まりました。観光協会の方、地域おこし協力隊の方、教育委員会の方、ゆず農家の方々などなど…僕たちが活動するための地道な土台づくりでした。
(地域活性化ってブランディングと捉えられがちですが、こういった地道なインナーブランディングが根幹にあります)
※プロジェクトの流れに興味のある方は是非ご覧ください↓


04.オンライン研究室訪問

村の小中一貫校において生徒たちの教育的視野を拡げるため、自分たちの研究室訪問を行いました。もちろん自分たちにとっては先程の土台づくりの一環でもあります。gather town(https://www.gather.town/)というオンラインツールを使用し、研究室を徘徊しながら普段の活動を紹介しました。
村にはそもそも"大学の研究室"というものがないので生徒たちみんなの目がキラキラしていたのが嬉しかったです。

研究室のようす

05.子どもたち向けWS

村の魅力発見をしていくことで子どもたちが地域に愛着を持ってもらえるようなワークショップを企画運営しました。開催場所として村で月一で行っているマルシェ会場の一角をお借りして行いました。村のイラストマップにゆずの付箋で好きなところを書いて貼り付けていくというような形式です。
また企画に付随して広告チラシ、舞台となるマルシェのロゴデザインも行いました。

デザインしたもの諸々

06.古民家再生

ゆず収穫ボランティアで北川村に来てくださる方々がボランティア期間中に住まう拠点として、古民家のリノベーションの提案を行いました。
現在は第一段階として古民家の清掃・整理を行い、今後具体的な部分を行って行きます。現在進行中のものにつき、僕の提案内容は公開できませんが興味のある方のみご連絡いただけたらと思います!

古民家再生の流れ

07.おわりに

以上が昨年度私たちが北川村にて行ってきたおおよその内容になります!
きになるところ聞いてみたいこと是非是非コメントお待ちしております!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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