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恋愛は結婚に行く途中のお目こぼし。

この世には結婚というものはあって、そのことはとっても確固として存在していて、それのお余り、そこに行く途中のお目こぼしとして”それを恋愛として享受する自由”とか”楽しい交際”っていうものがあるっていうことですよね。つまり、この世には恋愛というものが存在する余地、恋愛というものを受け入れる余地っていうものはないんですね。このことをしっかと頭に叩き込んどいた方がいいと思いますね。
-「恋愛論」本文より引用

2020年1月の課題図書は「恋愛論」。通算6回目のnoteとなります。


結婚はある。恋愛はそれに至るまでのおまけである。
わかりやすく、納得できる理論です。

ふと、この橋本さんの考えを読んで思ったことがひとつ。
もし、結婚が確固として存在しないような世界になったら恋愛はどうなるのか?

恋愛は結婚のお目こぼし。
もし、結婚が存在しないなら、恋愛も存在しなくなります。
最近、「若者の恋愛離れ」なんてことを言われたりするのは、もはやそういう世界になってきているからなのかも。

だとすれば、若者の恋愛離れと限定するのではなく、「人類の恋愛離れ」だったり、「この世界の恋愛離れ」と拡大解釈するのが正解なのかもしれません笑。なんかラノベが書けそうな気がしてきたぞ。


恋愛というものは存在しないものである、非常に存在させることが難しいことである-にもかかわらず、どうして恋愛というものがありふれて存在して見えるようになってしまったのかというと、それはもう勿論”恋愛結婚”というものが出てきちゃったせいなんですよね
-「恋愛論」本文より引用

なるほど、結婚と引っ付いて恋愛があるように見えている、と。
恋愛結婚が当たり前になった現代だからこそ、恋愛というものがありふれて存在して見える。確かにそうかもしれません。

時代劇や歴史ドラマを見てると、価値観が今とは違うので、戸惑うことが結構あります。恋愛に関しては、昔のあり方が実は本質的なのかもしれません。ということは、恋愛結婚も幻想なのか…?

今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
そのうち、見合い結婚ブームが再来したりするのかな。


このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。

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