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【創作マンガ裏話vo.l2】自由になるための5つのルール

どうも、こんちには。中国人の妻を持つ漫画家/会社員です。

子育てに忙しい妻の横で300枚近いネームを描きまして、5月よりを自主連載する予定なのですが、先日湯船でふと、

「公開していない漫画の創作秘話を、しかも、どこの馬の骨とも分からん素人のヤツなんて、誰が読むんだとろう?」

と、身も蓋もないことを思ってしまいました笑

なにせ、開始が5月だと言うのに2月末からnoteを始めてしまい(笑)
勇み足もいいところと言うか、早すぎたと言うか。

もう、正直に言いますと、主要キャラの紹介もして、もう作品読んでもらうしかすることがなくて(笑)

でも、一年かけて描いたんで、言いたいことは色々あるんです!
でもそういうのって普通マンガ公開してからだよねー・・・て今更ながら気づきました。

でも、もう、2月の時点で無性にやりたくなってしまったんですよ!
(やりたいときにやりたいことをやるだなんて、まるでうちの息子と一緒…笑)

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やりたいことをやりまくる息子氏

「やりたい・楽しそう・面白い」で、どーしても行動してしますため、気づくと前書きばかりが長くなりがちですが、今回もお時間ありましたら、お付き合いください。



◆自由に描くための、ルールをきめよう。

~前回もお話まであらすじ~
お風呂にはいってたら、いいアイディアが閃いて、50~100ページのマンガを自由に描くことに決めた!」

さて、自由にマンガを描こうと決めたわけですが、やるぞーー!!とお風呂からあがって、瞬間、僕は困りました。

「自由にマンガを描くのはいいけど、じゃあ、どう描くのさ」


ほんと名曲ですよねー。時節柄ぴったり!


こと、創作に関しては、制限というか縛りというかルールがないと、どうしていいか困っちゃいます。

「自由」はいいことですが、それが「なんでもあり」になっちゃうと急につまんないモノになるからです。

なので、まず今回の漫画制作で以下のルールを決めました。

・公開はWEBでする。

・なので、WEB漫画の主流であるタテ読みにも、従来のヨコ読みにも対応したマンガにする。

・WEBで、しかも自分の趣味なのだから、ページ数は気にしない。気にしてはいけない。

・エンターテイメント(お客さんが楽しいことが第一)の作品である。

・自分でしかできない技法を探求する。

以上、5つ。


◆WEBってみんなに見てもらえる! だけど(だから)同じような投稿をする人が多すぎる

twitterとか見てもそうですけど、みんな、すごい勢いでマンガ描いてあげてますよね。毎日にあげてる人とかもいる。

もう、本当にすごい。素直に尊敬します。

しかも、みんなが共感できるようなワンシーンをうまく切り取って、いいね爆盛り。そんなのが現在のWEBで公開されている漫画のほとんど。

いやー、そういう時代だよね〜。でも困ったな…、だって今僕が描きたいのはそんな漫画じゃないんだもん。ああ、困った。

今の仕事は、WEBで人を集めたり、商品を買ってもらったりするようなことをしてまして、まあ、初めてまだ2年のペーペーですが、でも結局、どんなにオリジナリティを出そうとしても、安定して成績出せて尚且つトライアンドエラーの結果が見えやすいのは「先例のあるもの」「2匹目のドジョウ」。

そして、SNSという個人を中心に「バズり」が発生する今のWEBの世界でエッセイ漫画が圧倒的に強いのは当然として、みんなが好きなジャンル、好きの属性がはっきりしているクラスタ向けにセオリーに沿って投稿すること、そしてそこから見える結果にトライアンドエラーを繰り返し、投稿を重ねて名前を覚えてもらい、あわよくば漫画も買って・・・って、ね、そういう時代。でもそんなこと、今したくないから、ああ困った。

だっで今したいのは(SNSでは馴染みのないであろう)中国の時代劇で(しかもWEB公開のみのマンガではほとんど先例のない)少数民族が主人公でそのキーアイテムが(少年・青年向けの内容なのに)刺繍のバトルマンガ。

そりゃ素人が今見てもらうのはWEBだとは言ってもよ、これで、どうやって多くの人に見てもらうのさ。趣味マンガのいいねが1桁じゃ、辛いよ。一応はデビューしたんだぜ?

公開はWEBでするというルールは、すぐに決まりました。だって、それ以外に方法はないだもん。

でも今まで書いてきた「今の時代」みたいなことは、ずっと感じていたし、多分そこを知らんぷりして描いても、きっと誰にも読まれずに僕だけの趣味で終わってしまう。そんな恐怖がありました。

そのために決めたのが、残りの4つのルール。

ちなみに、趣味で書く漫画なんだから、気にせずに楽しんで書けばいいじゃんと思うかもしれません。それはそうです。それで気が済むならそれでいい。

でも、漫画って、ただ楽しくてじゃ、長くはかけないんですよ。「面白い」って、「いいね」って、「スキ」って言ってもらえずにずっと同じ漫画描くのって、少なくとも僕にはかなりの苦行です。

それに、好きなものを描くからこそ、多くの人に読んでもらいたい。個人の趣味漫画なんかで終わって欲しくない。俺は今、本気で好きと思えることを描こうとしてんだから。

さあ、前書きばかり長くて恐縮ですが、残りのルールを簡単に解説していきます。


◆なぜか、漫画にはWEBにもアナログに適した原稿のサイズというものが存在しない。


これはずっと不満に思っていたことでした。

スマホで商業誌で連載の漫画を読むとサイズの関係で上と下にすごく余白があいて、絵が小さくなってしまう。しかしスマホサイズに適合すると、慣れ親しんだ単行本には合わない、縦横比…。

よーし、それを俺が解決してやろう!そうすれば、WEBでも同人販売した時でも同じ原稿でいいわけで効率的で、より多くの人に読んでもらえるかも…ということで、

WEB漫画の主流であるタテ読みにも、従来のヨコ読みにも対応したマンガにする。

これは一応のやり方は考えて、やってみました。詳しくはまたどこかで。

そして、長い話を考えては,それを24~40Pにまとめていた僕は、WEBという無限に近いページを素人に開放してくれているこの場所で、自分のやりたいことをじっくり描こうと決めました。

それは、誰も見たことのない、そして今の僕にしかできない作品にしたいという思いから、

・WEBで、しかも自分の趣味なのだから、ページ数は気にしない。気にしてはいけない。

そうすることで、僕の描きたい話を、より面白く読者に伝えれると考えたからです。(時代劇や大河ドラマって話長いじゃんっていうのもあります笑)


それに加えて、ネットフリックスにハマっていた僕は、シーズンごとに完成した作品を小出しするという発表の仕方をまだ漫画で誰もしていない(ハズ)と気づき、これも取り入れることにしました。

その瞬間、「守墓人」の初回50~100pのネームは「守墓人」のseason1、全10話に脳内変換され、自由に描いて行った結果、子育てに忙しい妻の横で300枚近いネームを書くこととなったのです。


◆もういい加減長くなったので。

すみません、残りの二つは次回、たぶん、話します。はい、いつも長くてすみません。

ところで、今までだらだらした話が、全てどうでよくなってしまう、重大事件がありました(え、全部どうでもいいの?)

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え...

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まさか!

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あ、あ、あ、歩いたあああああああ!!


といっても、ほんのちょっとなんですけどね。

でも、このほんのちょっとのあんよでスゴく感動したし、ほんのちょっとのことなんだけど、人間ってあっという間にできるようになってしまう。

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がんばれ、息子~!

◆次回予告!

ルールの説明の続きになるか、それとも連載前最後の投稿になりそうなので、「頼むから読んで!!」と懇願するだけで3000文字書いてしまうかは、やってみないとみないと分からない!!

おたのしみに!?

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ありがとうございます!やる気出ました!
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自作マンガを連載しはじめた人。 ヤングアニマルでグルメマンガで商業デビューも、鳴かず飛ばずで就職。今は時々漫画家、おおよそ会社員。気づくと中国にいる平凡なパパ。

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守墓人(ショウムウレン)制作秘話・裏話
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中国人の妻を持つ漫画家/会社員が、なぜ、子育てに忙しい妻の横で300枚近くネームを描き、5月から自主連載することになったのか!?そこには驚愕の事実などあるわけもなく、ただただ熱い思いと、息子氏の可愛い写真のみ!

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