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ここが変だよ、進まないDX〜ヒト/課題編〜


DearOne佐藤です。2回目の投稿です!

第1回は、タイトルにもある「ここが変だよ、進まないDX」こんなセリフで締めました。大企業でDXが進まない理由を、「ヒト・モノ・カネ・情報」の観点からみていきたいなと思います!実体験も含めますので、できるだけリアリティ出せればなーと。まずは「ヒト/課題」編です!


1、人材不足

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これそもそもですね笑。

前職もそうでしたが、DX人材と呼ばれるような方は社内にはいませんでした。
基本的に(これからは変わるかもですが)新卒採用しか取っておらず、ものすごくお金をかけて作った基幹システムを使った業務フローで、明らかに時代にマッチしていないのはわかっていてもそれを使うしかない。その上、認められたツール以外は社内規定で禁止されている。
この環境で働いていれば、そりゃDX人材が誕生するわけないですよね。。

結局、外部業者に委託(丸投げ)するのですが、もちろん現場をよくわからずにツール選定するため、現場大混乱!みんな使わない、みたいな負のスパイラルが多くありました。

また、日本における企業のデジタルトランスフォーメーション調査からも課題は「コスト」よりも「人材育成」と出ています。


DXの取り組みには「ヒト」が重要であることがわかります。


2、組織体制

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これもあるあるかと思います。

・そもそもDX推進する部署がない
・情シスが従来の仕事と掛け持ち
・タスクチームが作られるが、兼務+内勤メンバーのみ=現場知らない


現場が強い会社なのか、管理部門が強い会社なのかによっても変わるかと思いますが、前職は管理部門が強い会社でしたので、大体さらっとツール導入が決まってそれをとりあえず使うというスタイルが浸透してました。
(まぁ正直営業現場に聞くと、あれはダメこれはダメとうるさいからってのもあるのかもですけど笑)

そうなるともちろん使いこなせないとか、使いにくいとかで、ROIがうまく出せず、、となるのは明らかです。(前職で代理店部隊に所属していた際に、直販部隊寄りのCRMが全社導入になって全然使えなかったことを思い出しました)


次回は、「ヒト/解決編」として大企業でも先んじて取り組みを進めている会社の事例をご紹介できればと思います!

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