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【論理的】集中力はテクニックで上げれる

勉強やスポーツ、仕事をやっていると、集中力が抜けるときはありませんか?

他の事に目が移り、目の前の事に集中が出来なくなる。

「勉強したいけど、あのゲームの続きをしたいな」

「今から試合が始まるけど、なんか気持ちが乗らないな」

とか、集中したいのに出来ない。

そんな事結構ありませんか。

それの原因には 脳 が密接に関わってきます。

今回はその  について以下の2点で説明をします。

・なぜ集中力が続かないのか

・集中力を出す為の方法


人は集中している状態だと、多くの仕事や勉強、質の良い運動ができます。

しかも、集中をしている時は質が高く、短時間でその作業を終わらせる事が出来てしまうのです。

皆さんは何かに没頭している時、時間の過ぎるのが早かったり、その逆で競争などすると「みんな遅いな」と思うことは1度や2度はありませんか。

一流のスポーツ選手の話では、集中力が極限状態までいくとボールが止まって見えたとも言うのです。

いわゆるゾーンと言うやつです。

ただこれは一流じゃないと出来ない訳ではありません。

ちゃんとした情報・知識・コツを身に着ければ、誰でも生産性の高い集中力を手にすることが出来るのです。

まとめると、集中力を高める事によってこんなメリットが出てきます。

メリット

・高いパフォーマンスが出来る。

・時間を有効的に使える。

・大きな達成感を得れる。

・自分に自信が持てる。

反対にデメリット

・ミスや失敗が多くなる。

・無駄が多くなる為、だらだらとした作業になる。

・自分に自信を持てなくなる。

というこが、挙げられます。

では、どうすれば集中力を手に入れる事が出来るのか、その事についてまとめていきます。

それではまず、なぜ集中力が続かないかを理解してもらいます。


1.なぜ集中力が続かないのか

●人間の本能

集中する力とは、集中しようと思っても継続して出来るものではありません。

というよりも、生き物は1つの事に集中する事が出来ない習慣があるのです。

僕たちの遠い祖先は過酷な環境で、弱肉強食の世界で暮らしていました。

敵から自身を守る為に、常に周囲の状況に警戒をする必要があったのです。

そうして人は進化をしてきたのです。

その為に、人は新しい刺激には敏感に反応を示します。

よって、1つの事に取り組んでいたとしても他の事に意識が向くと、そこにフォーカスを当ててしまうのです。

理性では制御出来ない為に、避けては通れないのです。

しかし、時間帯によっては集中出来る時間帯というものがあります。

●サーカディアンリズム

私たちの脳は、朝に覚醒をして、夜には低下していく傾向があります。

一番高いパフォーマンスが出せる時間としては13時頃だと言われています。

そのため、朝の作業は高いパフォーマンスが出せる一方で、夜になると脳の活動が低下しいく為に良いパフォーマンスが出来ないのです。

●セルフハンディキャッピング

集中が出来ない理由の1つとして、心理的なケースがあります。

これは、1つの作業に集中しなければいけないのにも関わらず、他の行動をとってしまう事です。

よく「部屋を片付けていたから勉強できなかった」って聞いたりしませんか。

僕は学生の頃それをしていました。笑

他にも「俺まだ本気出してないし」みたいな自分への予防線を張るのです。

そうすることにより、失敗をしても自分は能力が低いと認める事にはならないので、プライドを傷つけずに済みます。

ようは、自己防衛本能です。


2.集中力を出す為の方法

ここからは集中力を高める為の方法を紹介します。

●ポモドーロテクニック

よく人の集中力は90分間と言われますが、継続して90分間も集中する事は困難です。

仮に90分間集中出来たとしても、それはなんとかギリギリ出来るレベルで、始めるのにも大きな気力とエネルギーを使います。

テレビ番組が15分刻みでCMを入れる理由として、視聴者に集中して番組を変えず見てもらいたいという意図があるのです。

ポモドーロテクニックとはシンプルで「25分集中したら、必ず5分休憩する」こと。

これを4回ほど繰り返したら、少し長めの休憩(約15分)を取って時間管理を行います。

25分間なら90分間と比べて、集中力が保ちやすいですよね。

25分間を超えて「もう少しやりたいな」と思っても、我慢して5分間の休憩は必ずして下さい。

その方が、その後の集中力の為になります。


●ヘミングウェイ方式

あなたは何かする時に明確な目標は立てていますか?

目標は人それぞれですが、何か一つ明確な目標を立てると人はその事だけを達成する為に集中をしやすくなります。

その際に使えるテクニックがヘミングウェイ方式です。

これは、メンタリスト DaiGoさんもおすすめしている方式です。

ヘミングウェイ方式は、一つの目標を作業と時間の二つの軸で作ることです。

例えば、勉強をする際に
・一日の目標 『問題集を1日5ページ』
・時間の目標 『1時間は絶対にする』
という、2つの目標を立てます。

そうすると、もし問題集を5ページ出来なくても、1時間は取り組んだからOKという達成感を得られるのです。

そして、立てた目標は紙に書いておく事をおすすめします。

頭で立てた目標は意外と忘れがちなので、紙に書き込むことによって意識を高く保つ事も出来ます。


● 行動にゲーム性を加える

毎日の作業にゲーム性を持たせると、人は昨日よりも今日という心理を持つ傾向があります。

人は自分が行動したことに対するフィードバックが早いものに対して飛びつく傾向がある為、ゲームにハマりやすい。

ルーティンの様な作業はより、前回よりもより良くという気持ちが生まれやすいので、ゲーム感覚でやってみるのも集中力の一つです。


● 早起きをする

脳は、朝起きてから2時間の間に最も覚醒をして、力を発揮するのに最適と言われております。

集中力が最も高くなる朝の2時間で、その中でも最も重要な30分間があります。

それは朝食を摂った後の30分です。

この時間は、1日の中で最も集中して物事に臨みやすく、なおかつ、自分をコントロールする力も高まっているゴールデンタイム。

もし、新しいことを始めたい時や人生を変えるための勉強をしたいと思っているなら、この30分を有効に活用するべきです。

3.まとめ


集中力には普段の生活習慣にも大きく影響を与えます。

他にも、よく集中が出来る人の特徴として、

・十分な睡眠時間を確保

・適度な運動

・健康的な食事

この3つを大切に行っている人が多く見受けられます。

なんだ、そんな事かと思いますが、これを読んでいるあなたはこれらが出来ていますか?

体も心も健康と言えるでしょうか。

【健全な精神は健全な身体に宿る】と言いますよね。

集中力を鍛える方法は他にも沢山あります。

今回はその中の一部を書かせていただきました。

ぜひ、皆さんも実践してみてはいかがでしょうか。






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