都知事選2024に思うこと

なんの根拠もなくいうんですけど。

今この超円安で(2024年7月5日現在ドル円161.08 円、ポンド円205.59 円、ユーロ円174.11 円)日米金利差の問題だけじゃなくて日本の経済の弱さを指摘してる意見がチラホラ聞こえてきてるじゃないですか。そうすると日本の経済の中心はやっぱり東京だ、東京の経済を支えるのはやっぱり労働力だ、労働力は働きやすさが超重要なわけだ、アベノミクス以降は女性の労働者は激増して子育てしながら働きたい人間も激増した、そうなると(男女ともに)子育てしながらとか介護しながら働くためには保育園託児所介護施設の存在は本当に大事だ、そうなれば介護福祉の労働力確保が大きな意味での東京の労働力経済の強さを下支えすることにつながっていくわけだ。子供のいない20代の労働力に頼った社会じゃなくて、仕事も経験値を積んで実力も財力も伴ってきた30代以降に安心して働ける世の中を設計することが本当に大事なんだ。東京の中小企業、目を凝らしてみてみると実働は若い奴らばっかりで中堅以上はほとんど働いてないのに給料が高い、そんな会社がゴロゴロあるんだ。だからこそちゃんとした労働力を長い目で設計できる、仕事以外の生活の部分を政治は下支えしないといけない。

それを最重要課題として一番最初に手をいれると表明してるのはやっぱり蓮舫さんなんだ。

小池百合子が2400億円だかの予算整理を行なって所得制限のない高校学費の無償化を実現したことは本当にすごい。それまでの都知事は尖閣諸島を買うだの東京でオリンピックやるだの地下鉄の壁を取り払っただので威張ってたおじさん達だったのを俺たち都民はよく覚えてるんだ(もちろん彼らはそれぞれ大きな仕事をしたし石原都政などは今思い返してもスジの通った法令が多く、歌舞伎町のクリーン化とかディーゼル規制とか治水工事など古くから東京に住む人間はあの功績をきちんと理解しているように思う)

小池百合子さんはそんなオッサン政治の東京で初の女性知事として、そしてガラスの都庁と子育て支援と言っていろんなことを健全化したことは間違いない。

しかし蓮舫さんは言っていた。若者の生活をちゃんとする。
この言葉にハッとしてしまった。1986年生まれ現在37歳わい、20代の頃311以降の世の中を過ごして振り返って思う。若い奴らは金がなくて当たり前の時代だった。若い時は金なんかなくても元気だからいいって本気で思ってた。そんな時代を過ごした俺たち、結果は出生率が1を割り出した。

蓮舫さんの言葉を聞くまでこのことに疑問すら思っていなかった。俺たちは十分被害者だったのかもしれない(楽しく生きてるけどね)。

今、蓮舫さんが出てきて、話している政策やらなんやらは小池百合子が行った政治の上に立っていると強く感じる。蓮舫さんもインタビューなど必ず小池都政へのリスペクトを枕詞にしている。しかし小池反対票をシッカリ取るには強い言葉で批判せねばならず結果として2年間でたった48億円のプロジェクションマッピングを大きく攻撃するくらいしか手がないというのが小池都政の 優秀さを伺えるなと今日中田あっちゃんと二人で喋っているYouTubeを見ていて思った。

まあ結果が今週の日曜に出るわけだが、おそらく東京中の子育て世帯の強い指示をがっちり掴んだ小池百合子が負けることはないだろう。当確が出るのが18時なのか19時なのかぐらいの差しかないと思う。

それでも僕は蓮舫さんに入れたいと思います。もう8年やって小池百合子はしっかり仕事をしました。小池さんコロナ禍で夜の街をしっかり攻撃してくれてありがとう。築地を完膚なきまでに叩きのめして金の匂いしかしない再開発計画を発表してくれてありがとう。もう小池さんにやってほしいことはないと思います。あなたも薄々感じてるんじゃないでしょうか。もうできることは全部やりましたね?これ以上は敵を増やさないとできないと思うからこう着地したんですよね。あなたの政策は常に弱者に寄り添っているようで同時に強者に富をもたらすものでした。

蓮舫さんが小池さんに比べ圧倒的に正しい政治ができるかどうかはわからない。ただ、もう変わっていいという一点にのみ望みを託します。僕は蓮舫さんに投票しようと思います。

初めてnote書きました。日記。

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