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Vol.26 私が勝手に変わった、ただそれだけ

 このnoteは、シェアド・リーダーシップのトレーニング・コース共同開発パートナーである有限会社システムアンドコントロール社(SM&C)の野村代表と、SNSにて、シェアド・リーダーシップに関して、普段着の会話をしている内容の続きです。

 なお、最上雄太Ph.D.と野村さんのプロフィールは、6月に続き9月開催決定「変化を導くリーダー開発6Days」を参照ください。野村さんのメルマガはこちらから購読できます。

 第25回目の往復書簡は、前回の内容(Vol.25 モラトリアムでなくアイデンティティ)の続きです。現在進行中の6DaysのDay2に関してダイアローグが続きます。次は野村さんの応答です。

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(以下野村さんの語り)

(前回の最上の語り)すなわち、フォロワーは、リーダーが自分に向けて語っているわけではないリーダー自身のアイデンティティに関わる語りを聞くことで、その語りは自分に当てはまることだと勝手に理解し(感情の伝染)共感しているという説明ができます。

受け手が勝手に共感している


(以上の最上の説明について・・)奇妙といえば奇妙、自然といえば自然な現象ですね。つまり、発する側は、意図している・意図していないにかかわらず、受け手が勝手に共感しているのです。


 「アイデンティティが語られる」と、それを、無意識に受け止めることがある、ということから、次の行動変容が起きる、と。そしてそれは、「受け手が作用していることなので、受け手次第である」とも言えるわけです。

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私が勝手に変わった、ただそれだけ


 (話は少し変わって)この6Daysが始まってから、こころと体調が目まぐるしく変化し、そして、このダイアローグからも、じわじわと動きが起きています。


 例えば、先日来、激しく色々長年の課題を解決し始めています。7TBになってしまったNASの整理。(引越、倉庫の統合などのバッファになっていた)会社の倉庫部分の片付け。(ほぼライフワーク化している果てしなく面倒な)カヤックの制作への回帰。家の水道工事と、12箇所への自動給水の設置も実行しました(まだかかりそうだけど)。その他「(話が長いので省略しますが)自分のアイデンティティへの回帰」というような行動をし始めています。


 また、「ダイアローグとその機能は、コミュニケーションの手法ではない」と、明確に感じるようになりました。手法、技術というようなことではなく、関係性であり、変容が起きる、正のスパイラルが起きる、機能あるいは現象、と、感じています。


 もちろん、私のアイデンティティへの回帰など、山下達郎は知るはずも無く、最上さんも、私が「アイデンティティへの回帰」という行動変容を起こしていることなど、知るはずも無いのです。私が勝手に変わった、ただそれだけなのです。


 コミュニケーション技術で相手との関係性を築く、などという面倒なことは一切飛ばして、「(ここでは)言語」で、「時空を超えて」、変化が起きていると感じています。だって、中原中也の作品に触れれば、行動変容が起きます(ひとそれぞれだけど)。宮沢賢治の作品に触れてもそうなりますよね。


ということで、私は、蛇口とペンキを買いに行きます。最上さん、どうぞ。

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 この後も、現在進行中6Daysについてダイアローグが継続します。次回をお楽しみに!
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