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ユタラボ NewFace①|高山 裕介さん

栃木県下野市出身の高山 裕介さん(たかゆう)は、高校まで栃木で過ごし、大学進学を機に北海道へ。
北海道での経験から「教員以外からでも教育に関われる」ことを知った中で、なぜ益田でインターンすることになったのか。
高山さんの過去・現在を紐解きながら、これから益田でやりたいことについて伺いました。

小学校の時から教員になることが夢だった

高校は宇都宮市内の3,000人いる私立学校に通ってました。
学校に行こうにも最寄駅には人で溢れていて、知らない人がいっぱいいる環境が嫌でした。さらには、学校内にカースト制のような目に見えない上下関係があり、その雰囲気が好きではありませんでした。

わたしは、小6時に担任だった先生の影響で小学生の時から教員になることが夢でした。
その先生は、体育のバスケでミスをするなど失敗する場面が多い中でも一生懸命に取り組んでいる様子が見て分かり、面白い先生だなと思ってみていました。しかし、卒業式で「初めての卒業生を送り出せて嬉しい」と涙する先生の姿をみたとき、感情を揺らがせられる先生ってすごいなと思い、教員を目指すようになりました。

「街全体で教育を作れる」という発見

ー高校卒業後は、どんな選択をしたのでしょうか。

当時、先生になるには教育学部に進むしかない!と思っていたので、大学進学を選びました。学力的に北海道か沖縄の大学の2択となったのですが、北海道はいったことがなく、実家を離れて一人暮らしをしたいと思っていたので、北海道教育大学に進むことにしました。
教師になるために勉強していましたが、専攻分野である地域教育分野で、益田と似ている活動をしている「浦幌」のライフキャリア教育の場に出会いました。
そして、その現場で「教員じゃなくても、教育に携われる現場がある」という言葉を聞いたとき、教員だけではなく街全体で教育を作れる・携われる場所があるのだと知りました。
それがきっかけで、教育を学んでいるからこそ自分の力を発揮できる場もあるのかと思い始め、教員に限らない道を模索している中でユタラボがたまたま検索で引っかかりました。

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生き方を変えた出来事

ー大学時代はバスケやアイスホッケーにも打ち込んでいたそうですが、
高山さんを変える大きな出来事があったそうですね。

仲良しの姉と妹がいるのですが、親戚で唯一男子のいとこがわたしにはいました。わたしは男同士の戯れが得意ではなかったものの、いとこは弟のように可愛がっていたし、バスケもその子に誘われてはじめたので自分にとって大きな存在でした。

いとこは教育分野で起業をしたいと話すなど、自分の人生を自分で楽しもうとしていて、大学時代に住んでいた釧路にも来てくれました。ただ、彼が高校生活最後の夏に出た旅の帰宅途中に交通事故に遭って亡くなってしまいました。一生懸命生きていた、いとこが一瞬で亡くなってしまう出来事から自分の人生を生きている感覚を得られるようにしたいと思い、ポジティブに動くようになりました。

今まで将来のことはあまり深く考えていませんでしたが、
将来のことを考えはじめると地元に帰っても消耗するだけだなと感じていました。
そのとき、都会で働くことが良いのか疑問に思うと同時に、競争をすることが美徳なのかと思い始め、自分のやりたいこと・なし得たいことをするためには地方の方がハードルが低く、自分らしく生きられるのでは、そう考えるようになりました。
地元以外の場所で、地域で、暮らしてみたいと思った時、宮崎県日南市の「ヤッチャ!の学校」で大学生が地域での暮らしを体験できることを知って、飛び込みました。

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ー実際に、日南に飛び込んでいかがでしたか。

益田と同じような風土があり、地域の人は親戚のような空気感・風土を感じさせ、地域の中で「暮らす」感覚が心地良かったんです。

「暮らす」という感覚はなく、今までは「住んでいた」だけの生活でした。「暮らす」という感覚を学生時代に持てていたら、自分が何したいのか分かった気がします。
地域が好きだから還元したいという思いが、自分のやりたいことにつながると気づいてから、「暮らし」にフォーカスを当てていたユタラボでインターンをしたいと思うようになりました。

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ー高山さんの中で、「住む」と「暮らす」はどう捉えていますか?

「住む」は、衣食住+働くのループで、「暮らす」はそのループにいかに他人が入ってくるかという感覚ですね。「暮らす」を自覚した瞬間、その地域に愛情が湧いたり、また帰りたいと思うようになると思っています。

ーユタラボで今後やってみたいことはありますか?

暮らすを体現する人を増やしていきたいです。
そのためのきっかけとして、カタリ場があると思うので、そういった部分を自分でできるようになる技術・スキルを身につけたいです。ただ、それをやりたいだけではないという意識は持っていたくて、暮らしを作る上で地域の共存する機会があるんだよと伝えられたらと思います。

ユタラボの業務を全般的にやりたいんですよね。
この場所が自分が実現したい場所な気がしているので、学習支援にフォーカスするだけではなく、幅広くいろんなことに関わっていきたいです。

ー益田での暮らしでたのしみなところはありますか?

ますだのひとのお節介さが楽しみです(笑)
巻き込まれたいし、自分もこうしたいというサイクルが生まれたらいいなと思います。

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ユタラボにいろんな人がお裾分けをしてくれますが、自分もお裾分けされるような人でありたい。そのために、地域でこうしたことをやっているんだと知ることが楽しみですし、長期的には、自分が知っている人を益田にどう取り込むかも考えていて、自分を介していろんな人に益田のことを知ってもらえたら嬉しいです。

益田を自分が暮らすためのセーブポイントにしたいという思いがあるので、益田を出たとしてもまた戻ってこれる場所にしたいですし、そうなるために地元の人と積極的に交流を図りたいです。

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地域の暮らしに溶け込み、益田の魅力的な場所に多く飛び込んでいきたい!と高山さん。
持ち前の人懐っこさを活かしながら、益田暮らしを体現していくと思いますので、どうぞよろしくお願いします!



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