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あと1ヶ月であの日から8年です!

あっという間にも感じますが、長かったように感じます。

私は15年前まで、電力会社で働いていました。原子力発電所の見学会の企画や添乗もした事があります。

関西と関東では、発電の方式が若干違いましたが、「安全」と言い切った事はなく、安全に運転するように努めているという事と、特に関西においてはピーク時はほぼ半分前後は原子力発電による電力という案内もしました。

地震と津波は間違いなく天災ですが、福島第1原発の事故は人災という事だけではなく、日本の本州で住めない地域が発生した事と、全国各地で安全に運転を続けていた原発に対しても悪者のように扱われた事を覚えています。

この震災を機に、原発依存からの脱却を進めていく事は必要ですし、何よりもフランスでも受け入れてもらえていた再処理についても難しくなってきている事や廃棄物の保管場所が決められない事も考えると、原発は必要ないです。

東日本大震災に話を戻します。本当にこの震災は関西に住んでいた私にとっても衝撃的でした。

後に、政府や東電、自治体の対応やマスコミの伝え方も含めて、怒ってもどうにもならないのですが、救える人を救えなかったり、目の前の生命よりも他の話題に振り回されたり、批判しあったりで日にちだけ過ぎていく時もありました。

特に福島を「フクシマ」とカタカナ表記する意味が全くわからず、放射能への恐怖をただ煽っているのか、事実に基づいているのか、現実はどうなのか?といった疑問は今も持っています。

noteと出会って、この震災について書き記している方が居て、とても生々しくて勉強になります。

私が言うのも何ですが、とてもわかりやすいと言いますか、目の前に状況が浮かんでくる書き方です。ファルシパルさんと知り合えて良かったですし、是非出版化されてほしいお話だと思います。

ぜひ、読んでほしいnote(マガジン)です。


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