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2020年1月の記事一覧
夜勤明けからプロ野球へ【6】
前回のおはなし
幼少期から父が不在で、母と中学生の妹と小学生の弟の3人きょうだいで、母は保険外交員で管内ではトップクラスの成績を挙げていた。生活は苦しくも豊かでもなく、なんとかやっていけてる生活状況だったので、母の入院を機にコンビニでバイトを始めたのであった。
夜勤明けからプロ野球へ【5】
前回までおはなし
退学を選択したのはもう一つ理由があった。ちょうど時を同じくして、大阪に居る母が交通事故に遭ったという連絡を受けた。命には別条はなく、骨折が3箇所あり、退院後もしばらくは生活に支障が出る事が予想されたのであった。
夜勤明けからプロ野球へ【4】
前回のおはなし
見つけた先生からも、顧問の先生からも「お前は吸ってないんだろう?」と何度も尋ねられ友達も彼を庇ったが、野球部以外の友達も大切にしていた彼は、タバコを手にした瞬間に同罪だと判断して、自ら退学を選択した。
夜勤明けからプロ野球へ【3】
前回のおはなし
冬休み前に、校舎の端で友人と話をしていた時に、すでに喫煙していた友人がすすめたタバコを見て、『吸ってみるか?」出されて手を伸ばした瞬間に「何をしてる!」と先生の声がした。
実際吸っていなくても、その場に居て、タバコを手にした瞬間に彼の高校生活は終わった。
夜勤明けからプロ野球へ【2】
前回のおはなし
彼の名は大田厚。中学から関西では有名な強肩巧打の選手だった。高校は東北地方では甲子園常連校に入学。しかし相次ぐ怪我などもあり、上級生が引退した後にレギュラーとなるが、彼の野球人生を諦めさせる出来事があった。
夜勤明けからプロ野球へ
「昨日の仕事はキツかった」と振り返りながら河川敷の芝生でウトウトしていると、ツーバウンドしたボールが足に当たり、本能で返球するとレーザービームでホームベースへ。みんながどよめいた瞬間、一度諦めていたプロ野球への道が開かれたのだった。
#テレ東ドラマシナリオ
昨日で48歳になりました!
SNSでのお付き合いで誕生日のメッセージのやりとりを決して批判しているわけではなく、私のわがままで面倒臭い性格が一番悪いだけです。
お祝いして下さった方も、そうでない方もこれからも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます!