Yutaka Yamawaki

見た映画をイラストで紹介したアーカイブです

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最近の記事

ゴジラ-1.0(GODZILLA MINUS ONE)

2023年日本。配信まで待つかと思っていましたが全米1位獲得や波を作った若手クリエイターの話などで俄然興味を持ち久しぶりに映画館にて鑑賞。面白かったです。いろんな映画を合わせた感じはありましたが、思えばスターウォーズもそんな感じですよね。 Youtubeの対談動画で初代ゴジラの前を描くのは結構タブーだったらしくてそれをあっさり破った山崎監督の話が興味深かったです。子供の頃から地上の人目線でのゴジラを見たかったのでとても満足です。怪獣映画では同じ種類の怪獣は一匹しかでないこと

    • 僕と幽霊が家族になった件(關於我和鬼變成家人的那件事)

      2023年台湾。亡くなった男性と結婚することになった麻薬捜査官を描くアクションコメディ。ホラーものではなくバディもの。いろんな要素が詰め込まれてて、ちょっとキョトンとします。ワン・ジンさん演じる赤いアイメイクで登場した女性警官はあまり活躍しなくてちょっと残念。全体的にマンガのような印象の映画でした。 Filmarks

      • ミッドナイト・ファミリー(Midnight Family)

        2019年メキシコ。人口900万人に対して公営の救急車が45台しかないと言われるメキシコシティで民間の救急車を運営する家族を描くドキュメンタリー。前述の事実に驚くとともに絵的にも優れたカットが多いことに「どうやって撮影したの?」と驚きます。怪我人や病人を運ぶことで収入を得るのですが、貧しくて支払えない方がいたり、警察から賄賂を要求されたり、なかなかシビアな現状の様です。一刻を争う救急車が走っているのに車があまり道を開けないのにもハラハラします。色々考えさせられるドキュメンタリ

        • チケット・トゥ・パラダイス(Ticket to Paradise)

          2022年アメリカ。バリ島で一目惚れして結婚するという娘の結婚を邪魔しようとする離婚した両親のコメディ。両親役にジュリア・ロバーツさん、ジョージ・クルーニーさん。酔っ払ってはしゃぐシーンの二人がものすごく楽しそう。バリ島の風景も素敵。休日に何も考えずに見るのも良いかもです。 Filmarks

        ゴジラ-1.0(GODZILLA MINUS ONE)

          8 1/2(Otto e mezzo)

          1963年イタリア。鑑了。名監督がスランプになって温泉保養所に来たけど全然進まなくて、妄想したり回想したりの物語。ユーモアがあって、別の映画で見た様なシーンもあったり。難解で全然分からなかったというレビューもありますが、私はとても楽しめました。イタリア語の響きも軽やかで楽しい映画でした。 IMDb

          8 1/2(Otto e mezzo)

          8 1/2(Otto e mezzo)

          1963年イタリア。映画監督フェリーニの最高傑作とも一番面白い映画とも言われている本作を見始めました。まだ25分くらいですが、夢のような展開がとても興味をそそります。少しずつ空き時間で見進めようと思っています。それにしても邦題の「はっかにぶんのいち」は何だか凄くインパクトのある響きな気がします。 filmarks

          8 1/2(Otto e mezzo)

          シン・仮面ライダー

          2023年日本。やっと鑑了です。良いシーンもモヤるシーンもあり、結構人が亡くなっていくので悲しくもあり、後味は少しモヤモヤでしたが、エンドロールに多くのお名前が流れていくのを見ていると、少し励まされた様な気分にもなりました。劇中、泡と消えていく姿に方丈記を思い出したりもしました。

          シン・仮面ライダー

          シン・仮面ライダー

          2023年日本。まだハチオーグ戦前までの鑑賞ですが、おそらく誰もが知っているコンテンツを誰も見たことない感じにしようとしている実験的な印象でした。「優しすぎるかも」って口に出ししちゃう?"Action is eloquence"とか急に言われても、などなど他にも思わず失笑してしまうシーンもあって取っ付きにくさは否めませんが、絵のこだわりは素晴らしく、慣れるとクセになる可能性もある予感です。配信が始まったプライムビデオだと字幕が出せるので助かります。 filmarks

          シン・仮面ライダー

          マイ・ニューヨーク・ダイアリー(My Salinger Year)

          2020年アイルランド・カナダ。1995年作家志望の女性が就職した会社で「ライ麦畑でつかまえて」の作者サリンジャー宛に届く大量のファンレターを処理することになるが…。ジョアンナ・ラコフさんの自叙伝「サリンジャーと過ごした日々」が原作。主役はネトフリ版「デスノート」でミアを演じたマーガレット・クアリーさん。アナログな上司役に「エイリアン」のシガニー・ウィーヴァーさん。「プラダを着た悪魔」に似た雰囲気で割と落ち着いた展開。1980年にジョン・レノンさんを殺害した犯人が犯行時に「ラ

          マイ・ニューヨーク・ダイアリー(My Salinger Year)

          異動辞令は音楽隊!

          2022年日本。刑事一筋だった男が警察音楽隊に転属される話。高齢者を狙った犯罪や認知症の母親など重めの展開が続き、コメディっぽい感じではないですが、後味は良いです。阿部寛さんのドラム、上手い!なぜか劇中のテレビでSF映画「ゼイラム」が放送されててビックリ! filmarks

          異動辞令は音楽隊!

          呪われの橋(女鬼橋/The Bridge Curse)

          2020年台湾。呪われた橋の肝試しで5名の男女が命を落とした事件の真相に迫る女性を当時と現在の様子を並行して描くホラーミステリー。薄暗くて汚れた場所が多く低予算な雰囲気ですが、それなりに楽しめます。 Filmarks

          呪われの橋(女鬼橋/The Bridge Curse)

          イナンバ・ナンバ ヨハネスブルグの金塊(iNumber Number: Jozi Gold)

          2023年南アフリカ。金塊を巡って警官とギャングが争う物語。冒頭からイラストのような個性的なルックの人登場で引き込まれました。ストーリーはありがちかもですが、ルックや音楽などの熱量が半端ない印象で楽しめました。ネットフリックスオリジナル作品。 Filmarks

          イナンバ・ナンバ ヨハネスブルグの金塊(iNumber Number: Jozi Gold)

          ライダーズ・オブ・ジャスティス(Retfærdighedens ryttere/Riders of Justice)

          2022年デンマーク。地下鉄で女性に席を譲った直後、大事故が発生。譲られた女性は亡くなり自身も怪我をした数学者が事故ではなく故意に起こされたと女性の夫らと証明しようとする復讐劇。復讐劇って大抵亡くなった人以上の人が亡くなる気がします。出演者はほぼおじさんでお尻を出したりもしますが、後半意外な展開に。デンマークアカデミー賞15部門ノミネート4冠達成だそうです。 Filmarks

          ライダーズ・オブ・ジャスティス(Retfærdighedens ryttere/Riders of Justice)

          メイク・ミー・ビリーブ(Sen Inandir / Make Me Believe)

          2023年トルコ。幼馴染だった二人が大人になって再会。お互いの立場を理解して15歳の頃のわだかまりを解消しようとするラブコメディ。美男美女、エキゾチックな音楽、そしてトルコのチャナッカレの風景がとても美しく、ストーリーとかはどうでも良くなります。アクセサリーや部屋のインテリアも素敵で、幸せな気分。104分でサクッと見れる、休日や疲れた夜などにおすすめのNetflixオリジナル映画です。 Filmarks

          メイク・ミー・ビリーブ(Sen Inandir / Make Me Believe)

          画家と泥棒(Kunstneren og tyven/The Painter and the Thief)

          2020年ノルウェー。女性画家とその絵を盗んだ男を描くドキュメンタリー映画。本当にドキュメンタリーと思うほど絵画的な構図の映像が多くて驚き。超リアルな油絵を全体からではなく細部ごとに完成させていくスタイルにも驚き。見知らぬ場所で懸命に生きる人々の人生を垣間見るのは興味深いのですが、物語的には重くて辛くてイマイチ乗れず。胸にピンマイクをつけてもらったけど結局あまり喋らなかった父母がどこかシュールで印象的でした。 Filmarks

          画家と泥棒(Kunstneren og tyven/The Painter and the Thief)

          最高の人生の見つけ方

          2019年日本。余命わずかな女性二人が少女が書いた死ぬまでにやりたいリストを実現していく物語。ジャック・ニコルソンさんモーガン・フリーマンさん主演の2007年の同名映画の日本版リメイク。基本的な流れは踏襲していますがアレンジが絶妙。主演、吉永小百合さん、天海祐希さん。二人がスカイダイビングに挑戦したり、ももクロのライブに行ったりといろいろ行動していくのを擬似体験できて楽しい。ちょこちょこ笑えてちょいちょい泣けますが、頭を撫でられるシーンが特に良かったです。ムロツヨシさんも大活

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