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【ネタバレより大切なこと】"3年A組"というドラマより。

こういう視聴率のいいドラマはPV狙ってか知らないが、ネタバレ!とかが多い。確かに考察して、ああではないか?こうではないか?とLet's thinkしてるんだろう。このドラマについて。とはいえ僕も正直PVとか求めてるところあります。リアクションあると嬉しいんです。やっぱり。

でも本当にそうか?このドラマが一番伝えたいこと、なぜ、何のための、あの授業なのか。あの授業、本当は生徒に向けた授業ではなく、"視聴者である私たちへの授業"ではないのか?

本当に、犯人が誰かを突き止めること、誰が黒幕かネタバレさぐっていくことか?僕はそうは思いません。

なんとなくつけていたテレビ。なんとなくこの始まったドラマ。しかしその熱さに一気に魅力された。

本当に大切なこと、本質、このドラマはいったい何を一番伝えたいのか?

それは、

Let's think.

そうです、みんなで考えよ。です。

僕はこうだと思うんだけど。いや、俺はこうだと思う。たしかに、でも私はこうかな。てことはこうじゃない?それいい感じやな。

みんなで考えて、想像して、意見出しあって。

「あの3年A組のドラマよかったよねー」
「そだねー」

だけではなく。しっかり現実世界で、私たちが実践していく。動く。

でも現実はどこか、本質を履き違えたことが多いように感じるんです。

たとえば仕事でも、なにか、お金を儲けるために搾取しようとしているように思えるんです。(全部が全部そうじゃない!)

本当は、貢献した対価で貰えるんじゃないでしょうか?
貢献は、自分の価値観に依存するかもしれませんが、より良くするため。ではないでしょうか。Let's think.

もちろん、本質からずれることもあります。それをするのは簡単じゃない!できたら苦労しない!って。

そうなんです!そこなんです!そこなんよ!

このドラマの生徒は本質からずれた行動を取りまくるんです!
「あいつが犯人だ!」とか、「SNSで拡散してやろう」とか。とはいえ生徒なりの思いから来てるんです。まるで衝動。
しかし、2月24日に放送された8話ではついに、ぶっきーが涙します。セリフはざっくりと、


「自分ならどうするか、相手ならどう考えるか、考えて、みんなと意見がぶつかりあって、想像して。ちゃんと俺の伝えたいこと伝わってたんだな。」

子どもから大人になる瞬間、それは一瞬ではなく、少しずつ。ただ社会人になって、空気を読めることではない。自分の意見を持ってそれをぶつけて、自分だったらどうするか、相手だったらどう思うか、考えて、想像する。

セクハラも近いではないでしょうか。そんなつもりはなかった、とか、嘘でセクハラと言ったら相手の人生が絶望的になる、とか。相手の気持ちを考えて、どう思うか。みんなで考えて、意見出しあって。

すごくシンプルなんです。
子どもの頃は、自分の気持ちばかりが先行します。大人になるにつれて、少しずつ相手の気持ちを共感できずとも理解できるようになってくる。少しずつ。この共感ではない、理解こそが、多様性だと思うんです。

僕にだって相手の気持ちは100%わかりません。ブラックボックスです。でも少しずつわかることもあるんです。それでいいと思います。

紛争の多くは宗教や思想の対立と聞きます。スンナ派とシーア派のように。

アベンジャーズのインフィニティウォーも、世界のために動いたアベンジャーズとサノス。目的は同じでもやり方が違った。たしかに誰かが何かアクション起こさなきゃいけない。けど、半分にする必要があったのか?倍に増やすではだめなのか?

友達にもいます。人の気持ちわからんの?とか。しかしまずはそうやって理解する。この人わかんないんだな。って。逆にめっちゃ大人だなって思う人も。

何か大人ということばが、子供に対し、すごくネガティブな気がします。でも、僕が思うに、「知らぬ間に大人にされた」ようにも感じるんです。

20という数字で、はい、今日から大人だよー。お酒たばこいいよー。成人式しよー。わーい。

アダルトチルドレンや幼児退行ということばもあるくらい、そういうことは起こるんだな、と。

SNSはだめだ!とか、ポケモンGOはだめだ!とか、ゲームなんかしてないで勉強しなさい!とか。全然考えずに。子どもはそれに夢中なら、そこの何かに惹かれてるんです。ドラマなんかみてないで仕事しなさい!とか、ドラマでも脚本家がいて、カメラマンがいて、俳優がいて…。すごい仕事です。たくさん学べます。

3年A組。

僕もまだまだ子どもですが、少しずつ、大人になります。

ーーーーーーーーーー

以下に、この作品の関係者の方を書かせていただきたいと思います。

【脚本】
武藤将吾


【演出 】
小室直子
鈴木勇馬
水野格

【出演者】
菅田将暉
永野芽郁
片寄涼太
川栄李奈
上白石萌歌
萩原利久
今田美桜
福原遥
神尾楓珠
鈴木仁
望月歩
堀田真由
富田望生
佐久本宝
古川毅
若林時英
森七菜
秋田汐梨
今井悠貴
箭内夢菜
新條由芽
日比美思
細田善彦
堀田茜
バッファロー吾郎A
神尾佑
土村芳
ベンガル
矢島健一
大友康平
田辺誠一
椎名桔平

【エンディング】
ザ・クロマニヨンズ
「生きる」

【プロデューサー】
西憲彦(CP)
福井雄太
松本明子(AXON)
難波利昭(AXON、協力)

【制作】
日本テレビ

【ロケ地】
○魁皇高校 
 埼玉県比企郡小川町東小川2丁目:旧小川町立上野台中学校
○郡司真人と宮城遼一が犯人を追っていた路地(1) 
 東京都新宿区歌舞伎町1丁目:新宿ゴールデン街
○茅野さくらと景山澪奈が話していた学校の屋上(1) 
 東京都大田区大森北3丁目:第一下川ビル
○景山澪奈が帰宅時に歩いていた歩道橋(2) 
 埼玉県比企郡小川町みどりが丘2丁目:みどりが丘歩道橋
 ※景山澪奈と宇佐美香帆が一緒に歩いていた歩道橋(2)
○郡司真人と宮城遼一が訪問した相楽家(2)
(まだわからないです。)
○景山澪奈と熊沢花恋と真壁翔がいたファミレス(3) 
 東京都練馬区谷原2丁目:ステーキけん練馬谷原店
○武智大和が会食していた中華料理店(3) 
 神奈川県横浜市中区山下町:菜香新館
○郡司真人がいた瀬ヶ山警察署(4) 
 神奈川県横浜市金沢区幸浦2丁目:横浜シーサイドライン中央管理室
○甲斐隼人が踊っていた場所(4) 
 東京都新宿区西新宿2丁目:新宿モノリス
○郡司真人がいたガールズバー(4) 
 東京都渋谷区東2丁目:bar&dining KITSUNE
○諏訪唯月が半グレ集団のリーダーに会いに行ったバー(5) 
 東京都渋谷区東2丁目:bar&dining KITSUNE
○郡司真人が話を聞きに行った撮影所(6) 
 東京都調布市染地2丁目:日活調布撮影所
○景山澪奈が9月25日に入っていったビル(7) 
 東京都大田区大森北3丁目:第一下川ビル
◎武智大和の写真集発売記念イベント会場(7) 
 神奈川県小田原市中里:小田原ダイナシティWEST
○郡司真人が相楽文香が退職した理由を聞きに行ったファミレス(7) 
 東京都調布市布田3丁目:cowboy家族調布店

🔗参考リンク

wikiより。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/3%E5%B9%B4A%E7%B5%84-%E4%BB%8A%E3%81%8B%E3%82%89%E7%9A%86%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AF%E3%80%81%E4%BA%BA%E8%B3%AA%E3%81%A7%E3%81%99-

ロケ地一覧
http://loca.ash.jp/show/2019/d201901_3a10.htm

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