新卒フリーターが、ヨルダンに仕事を増やす 実況中継 No.9
今日からヨルダンなのに、ヨルダンの日程を全然詰め切れていなくて、恐怖しかないくせにブログを書いている南條です。(アイマスクを忘れたら、物騒な雰囲気での空港泊、、。)(9/20)
*難民関係とか法律関係とかで、完全公開だといいづらいことがあり、記事自体はできていましたが、帰国後(10/3)の公開になってしまいました、、。
そこで、「言いたいけど、なかなか言えない」を言うために、非公開のFacebookグループを作りました。
興味をもってくださったら、ぜひ参加してみてくださーい!
*公開できるようになったので、noteに添削しました!
1.渡航目的修正!!
さて、今回はヨルダン渡航の目的を改めて整理しました。
なぜなら、当初の設定していた目的が、現実のあれやこれやの問題によって、意味がなくなったり、できなくなったりして、かえるしかなくなってしまったからです。
もはや、行くのをやめようというくらいでした、、、。
(技術的な面で行く必要がなくなり、チケットをキャンセルして65000円が飛んでいったエンジニア駒井)
まず、当初の目的は、下記の通りでした。
「業務委託案件を、現地で一緒に行い、オンラインでスムーズにできる状態にする」
しかし、第7回のブログでもいったように、大学のホームページ案件を進めていったら、
「あ、あ、アウトソースすること、あんまりない、、。」
という状況になってしまいました。
それでも、任せることはあるにはあるのですが、ネパールにいって案件獲得が遅れたり、依頼主側に変更があったり、、、
「おおお、、ヨルダンに間に合わせるのは、厳しいぞ」
と10日くらい前に気付きました。(←もっと早く判断しろ!)
そこで、最優先事項を下記に変更しました。
<最優先事項>
①ヨルダンに住むイラク難民地域の(特に労働について)現状を確認する。
②ヨルダンに住むイラク難民地域のエンジニアスキルのある人たちの中で、プロジェクトについての理解を示してくれる人達を最低5人見つける。
他にも、依頼のあったユーチューブをとったり、自社サイトにつかう写真、動画をとったりなど、いろいろあります。
ただ、ぼくは、いろいろ飛びついて、結局成果が小さくなる人なので、あえて優先順位を明らかにしました。(他の仕事はないがしろにする訳ではないです。)
(ひさしぶりにまともな飯がでる飛行機!)
①業務委託する可能性のある人をピックアップし、そのエンジニアたちの現状について確認する。
このブログでは、あまり多くを語っていませんでしたが、ぼくたちが、最初に業務委託をしようとしている方々は、ヨルダン人ではなく、イラク難民です。
その理由を、ざっくり説明します。(国際情勢とかの話は、正直あまり得意ではなく、ざっくりになってしまいます、、、)
「シリア難民」については、少し前、日本でもニュースによく出ていましたね。
そのシリア難民は現在、ヨルダンに約65万人住んでいます。
ただ、シリア難民だけではなく、ほぼ同時期に発生したイラク難民も約7万人程います。(1)
そんなヨルダンで、約14万人のシリア難民が労働許可を得られていますが、イラク難民は、政治的にいろいろと問題があり、合法的にヨルダンで働けない状況です。(2)
かつ、ぼくたちが調査したエリアは、キリスト教やサービア教といったヨルダンではマイノリティーな宗教徒のイラク難民が多い地域でした。
マイノリティーな宗教徒、難民であるなど、2重苦、3重苦を背負っています。
そこについて、「何かしたいね」と、調査に同行させて頂いた先生や青年海外協力隊の方と動きだしたのが、ぼくがヨルダンに関わったきっかけでした。
ただ、実際は、ヨルダン全体としても失業率19%に達し、難民だけが大変というわけではありません。(3)
なので、将来的には、難民関わりなく、行おうとしています。
ただ、まずは現状スタートラインが不利でかつ、もともと関わりもあるイラク難民へ業務委託をしようと思っています。
と、前置きが長くなってしまいました。
この前提を踏まえると、ぼくらがターゲットとしているエリアのイラク難民の方々の生活状況を把握することは、事業の意義を支えるために重要です。
(久しぶりスクリーンがある飛行機!)
②ヨルダンに住むイラク難民地域のエンジニアスキルのある人たちの中で、プロジェクトについての理解を示してくれる人達を最低5人見つける。
現在、信用できるイラク難民で業務委託できる人は1人しかいません。
その方に、「他の仕事をしないで、時間を確保してほしい」と言えるほど、仕事を送れないのが、僕たちの現状です。
なので、何人かエンジニアを確保しておき、業務委託できる可能性を上げておく必要があります。
最初はそれほど、難易度の高い仕事を任せられないので、使用言語にはあまりこだわりすぎず、エンジニアの素養のある人をピックアップしていこうと思います。
(本当は現地だけで、信用のできる人たちを集める仕組みまで作るのがベストですが)
と意気込んでますが、正直なところ、すでに難航しそうな気配がぷんぷんです。
というのも、ぼくたちの目的や行いたいこと、現状、求めることなどを整理し、現地の協力者にエンジニアを探してもらっていますが、あまり進んでいません。
そこの理由についても今度、より分析して、記事にしていきたいとおもいます。
まあ、ネパールでもヨルダンでも、やりながら、予想外の重要なことがどんどん分かってきます。
それに応じて、更に現実に即したよい形がでてくることもあれば、ぽしゃることも、、、。
もうヨルダンまできちゃったし、やるだけやったら、
インシャーラ!!(神の御心のままに)
(空港であったばっかりなのに、いろいろ手伝ってくれてありがとう!アボットさん!)
twitter
https://twitter.com/yuta_nanjo
参考資料
(1)『UNHCR Jordan Factsheet, April』, 2019https://reliefweb.int/sites/reliefweb.int/files/resources/69371.pdf
(2)138,000 Syrian refugees obtained work permits — UNHCR, http://www.jordantimes.com/news/local/138000-syrian-refugees-obtained-work-permits-%E2%80%94-unhcr
(3)Unemployment continues to rise in 2019, hitting,19%, http://www.jordantimes.com/news/local/unemployment-continues-rise-2019-hitting-19
新卒フリーターが、ヨルダンに仕事を増やす 実況中継 非公開グループ
↓
https://www.facebook.com/groups/793579534390361/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?