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1年8か月かけて解放賞を獲得したお話

キャディ株式会社という製造業向けプラットフォームを提供する会社で、Directorをしており、カスタマーサクセスや事業開発を担っております。毎週ドラゴンボールかな?と思うくらいの課題難易度のインフレが起こり、常にボス戦みたいな気分で毎日を過ごしております中村です。

この記事は、CADDi Advent Calendar 2021の3日目にエントリーしています。

Directorってどんな仕事か。

周りから、キャディで何をやっているかと聞かれるので、今週1週間の時間の使い方を共有させてください。

・Director: 7割
・採用・育成サポート: 2割
・カルチャー施策: 1割

『7割を占めるDirectorって何?』という皆様の心の声が聞こえた所ですが、Directorのお話をする前に、キャディ全体の仕事のお話をさせてください。

キャディは受発注プラットフォームを提供している
キャディは製造業の受発注プラットフォームを提供しています。装置メーカー様から案件を受注し、加工会社に発注を行っております。

キャディのサービスが、表されているのが下記なのですが、①発注者の図面アップロード、②キャディの原価計算、③最適加工会社への発注、④加工会社から納品された製品の、検査・梱包・発送、という一連のプロセス全体を見ております。

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受発注オペレーションは複雑化しやすい
特に少量多品種の業界をメインに扱っているため、図面数・案件数は多くなりがちで、受発注オペレーションは、プラットフォームの根幹となっております。また、お客様毎にも理想のオペレーションは違うのでカスタマーサクセスに向けて、カスタマイズも必要不可欠になっております。

オペレーションの定義から受発注全体までを担っているのがプロジェクトマネジメントチーム(社内では通称PJM)であり、案件組成~オペレーション構築~受注~発注~納品までの全体責任を担っているのがDirectorです。(ようやくDirectorの説明スタートできました笑)

Directorの付加価値とは?
発注者(装置メーカー様)への付加価値を定義し、①サプライチェーン全体の再構築と②オペレーション全体の再構築する。という2つの価値をお客様に提供しています。

所属するプロジェクトマネジメントチームにおいての①売上・利益責任と②人員計画責任も持つため、計画やレビューというサイクルをCEOの加藤の直下で回しております。

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具体案件の話も中小議論もできるのがDirectorの面白さ
また、標準化やプロダクト化への責任も持っているのがDirectorと言いますかキャディの面白い所で、まさにWhole Product的な発想だと思っております。発注-受注までの取引が回り続け、価値検証を通じて提供価値を大きくしていく、という下記の円の拡大を担っております。

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Directorが目の前のお客様(発注者)やパートナー様(受注者)と協力して、案件を回しながら一次情報を吸い上げて抽象論と行き来する。オペレーションへのフィードバックやプロダクトへのフィードバックを経て、キャディ全体が大きく強くなってまた目の前のお客様やパートナー様に還元されていく、というサイクルを日々回しています。

何が評価されて解放賞に繋がったか。

解放賞の話ってタイトルにあったのなんだろう?と思った皆様、お待たせしました。解放賞の話をさせてください。キャディでは、Q(四半期)に1回Winpartyというものを行い、3ヶ月の成果の振り返りと表彰をしています。『Mission達成に向けてValueを体現し、著しい成長を通じ会社に貢献した人に贈られる賞』が解放賞となっており、2020Q4(7月-9月)賞を受賞することができました。

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写真が受賞の時の写真で、加藤と小橋と写っており、真ん中に泣きはらした後の中村がおります。全然泣くつもりはなかったのですが、檀上に立って話始めた時から感極まってしまいましたね。

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まさに青春ど真ん中でした。自分が受賞したことも嬉しかったのですが、チームの皆が自分のことのように喜んでくれたのを見た瞬間に、『本当にキャディに入って、今ここまで歩みを止めずに良かった。』と改めて感じてたことを覚えてます。

常にまだまだと叱咤激励を受けていた日々
前四半期の終わりから、『中村君が自分で事業をドライブさせるんだよ。』、『80点取るのに満足してるんじゃない?120点取れるような設計をやり切って、何があっても100点は取れるようにするべき。』、『中村君の成長に危機感を感じてるから、一緒にやっていこう。』と暖かい(?)加藤のフィードバックに支えられ、ドタバタ設計と実行を回し続けた3ヶ月でした。

何が評価されて、受賞に至ったか。
①事業をドライブさせることに貢献できたことはもちろん、②Directorがユニット事業部の15-20人で仕事する時の枠組みを作れたこと、③そして何より一緒のチームの皆がイキイキ働ける土壌を作れたこと、が評価につながったのかなと思っております。

とは言え、目の前の課題は山積みで、次なるボス(そろそろピッコロさん位までは来ているはず笑)に向かう道半ばですが、一旦評価につながったかとそんな風に思っております!
# ドラゴンボール引っ張り過ぎ。
# フリーザ・セルまでの道が長すぎ。

解放賞取った人たちの話をもっと聞きたいという方はぜひこちらもご覧ください。

どんなことを普段意識して仕事しているか。

解放賞を獲得するに当たって、普段意識して仕事していることを3つ紹介します。皆さんの参考になれば幸いです。

やると言ったら必ずやり切る

基本的なことですが、自分がコミットしたことは絶対やりきることはとても大切にしてます。

①何のためにやるのか、②優先順位はどうか、という議論はし尽くしますが、一旦コミットしたらやりきることをマイルールにしてます。

もちろん突発や不測の事態は飛んできますし、今日気分乗らないなーという日もありますが、毎日ここまではやるという自分ゴールを決めてます。ちなみにやりきった帰り道に見るスカイツリーは本当にキレイです。笑
# 墨田区引っ越してきてよかった

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フィードバックを秒速で取り入れる

大人になるにつれて、少しずつ暖かいアドバイスを受けとることも減ってきてますが、キャディには加藤をはじめ愛のあるフィードバックをくださる方がたくさんいます。『キャディで何が一番良かった?』って質問にも、『圧倒的フィードバック量!』って返せる程です。

例えば、入社して同じチームになった正林兄貴は、チームが離れた今でも月に1回位付き合ってくださり、色んな角度から優しくフィードバックくれます。私の性格や状況も慮って、適切に導いてくださるまさに"兄さん"という存在です。

フィードバックは、①受ける機会を自分で作る、②フィードバックして良かったなと相手に思ってもらう、という2つを意識しております。①受ける機会を作るとは、商談-会議-プロジェクトなどが終わった時に、すぐに良かった所や悪かった所はコメント受けるようにしています。②フィードバックして良かったなと相手に思ってもらう、とはフィードバックを受け止めて愚直に実践し、変化を感じて貰うという点を意識してます。

忙しくても読書する

仕事で忙しい時には、つい睡眠を優先して読書やインプットの時間を後回しにしてしまいますが、忙しくても毎日15分は読書の時間を確保するようにしています。

本当に忙しい時は本にまで手が回らず、詩を読んでますが、基本的には読書をするようにしてます。おすすめは、毎日起きたら10分だけ本を読んで、開放された気分で仕事に向き合うことです。前日上手く行かなかったこともリセットできたり、良いアイディアが浮かんだりします。

気分転換コラム

最後に。覚悟を決めて努力している時でも気分転換はめちゃくちゃ重要なので、気分転換アイテムを4つ紹介したいと思います。

1つめはCULTIのディフューザー

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世界で初めてウッドスティック式を開発したCULTI。木々に実るフルーツの爽やかな香りを提供してくれる、LINFAがとても気に入っています。遠くからでもどんな香りも邪魔せず、近くに置いていてもしつこくないという、豊かな暮らしには欠かせない一品になってます。

2つめはMalie Organicsのハンドソープ

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ハワイからの展開ブランドであるMalie Organicsは、『植物の香りを感じることで、ハワイの美しく雄大な自然と優雅なライフスタイルを体験』というコンセプトをまさに体現してます。

Pikakeという香りがお気に入りで、ハワイの夜のあたたかさを表現しているという、何とも現実逃避できる香りです。このハンドソープ買ってから、家を出る前に手を洗ってしまうという、、笑

3つめはMariage Freresの紅茶

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ヨーロッパからアジアに紅茶を求めて往来が盛んだったその昔、17世紀から存在したフランスの老舗、Mariage Freres。バニラやライチの様な芳醇な香りを放つ一番人気のマルコポーロが一番好きです。

香りは強めで甘さは控えめ、『中国の果実や花、チベットの不思議な花と果物の甘い芳香は永きにわたる研究の賜物、まさに逸品』という公式の説明の通り、東方見聞録という物語を感じられるような、芸術的な紅茶です。

4つめはAyuraのMeditation Bath

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AYURAはサンスクリット語で生命を意味する言葉AYUS(アーユス)を語源にしているそうで、確かにお風呂に投下すると力強くも優しい香りが包み込んでくれます。

元々湯舟につかる習慣があまりなく、アメリカ駐在時代はシャワールームで99%済ませていたのですが、Ayuraの入浴剤のおかげで、1日の終わりにお風呂に入ってリフレッシュする習慣を身につけさせてくれて次の日に向かえます。ちなみに、Meditation Bathがなんなのかは分かっておらず、ただ香り楽しんでます笑

思った以上にこのコーナーが盛り上がってしまったのですが、現場からは以上です!笑




前半みたいな真面目な話もっと聞きたいという方はこんなイベントもぜひ!!

最後みたいなゆるふわな方がよかったよーという方はぜひこちらの記事もどうぞ。


とは言え、まだまだキャディには人が全然足りていないので、、、、興味を持ってくれた方、ぜひお話させてください!!




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