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分割してプログラム書く vol.32

開発をしていくと複雑なものも多く、一人では書ききれないほどの量や時間がかかりすぎてしまう。
そのためにも役割分担して複数の人数で、プログラムを書いていく。

そうすることで、一人当たりの工数も減り、かつ複数のクラスに分けることで、ソースコードも見やすくなる。

1.何を分割するのか

前回までではメソッドを機能で分けることを説明した。

今回はパッケージを分けること、さらにクラスも分けることもやっていこうと思う。

2.実際にどのような感じか

最初の方にプロジェクトの作り方を記載したと思う。

プロジェクトの中にsrcファイルがありその中にパッケージがある。
さらに中にはクラスがあり中にメソッドがある。

プロジェクト⇒src⇒パッケージ⇒クラス⇒メソッド

のような感じだ。

キャプチャ72

画像が見にくいかもしれないが、ParcticeJavaというプロジェクトがある。

その中にsrc(ソース)があり、さらに中には、mainpacパッケージとCalcuパッケージがある。

Calcuパッケージは計算するために作ったパッケージであり、中にはCalculator.javaという計算専用のクラスを作った。

mainpackにはMain.javaとHello.javaがある。

Mainは呼び出すことのみのクラスであり
Helloはただ文字を出力するのみのクラスである。

ただこれだけ見ても意味が分からないと思う。

他のクラスやパッケージも見ていこう。

3.他のパッケージやクラスのコード

まずはmainpacのMainクラスから。

package mainpac;
import Calcu.Calculator;
public class Main {
 public static void main(String[] args) {
   System.out.println("ここがメインクラス");
  Hello hello = new Hello();
  hello.hello();
  Calculator cal = new Calculator();
  int total = cal.addition(50, 70);
  System.out.println(total);
 }
}

文字だとこのような感じ

キャプチャ721

文字だと色がつかないので、画像だとこのような感じ。先ほど載せたものを拡大して見やすくしたものだ。

次にmainpacのHelloクラス

package mainpac;
public class Hello {
 public void hello() {
  System.out.println("ここがメインパッケージのHelloクラス");
 }
}

文字だとこのような感じ次に画像で見てみると。

画像3

個人的には画像の方が見やすいので載せている。

最後にCalcuパッケージのCalculationクラス

package Calcu;
public class Calculator {
 public int addition(int x , int y) {
  int total = x + y;
  return total;
 }
}

このような感じ。

キャプチャ723

このような感じになる。

これだけ見ても初めて見る方はわからないと思う。

簡易的なプログラムなので、これくらいは一つのクラスやメソッドに書いてもよいが、大きなプロジェクトになった時のことを考えて使い方を知っていないと困ってしまう。

実際に私はこの後から少し苦戦したが、プログラミングを面白いと感じてきたところがこのあたりからだ。

見ていて気付いた方もいると思うが、今回メソッドにstaticがないものがある。

今後の学習として、staticについても触れていこうと思う。

今回は、大体のこういったことができるんだくらいで思ってほしい。
次回使い方など詳しくやっていこうと思う。

では、また次回
元体育会系文系エンジニア石黒

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