【117】何者でありたいかの全て。迷ったり悩んだり立ち直ったりの日々。

タイトルは【若者のすべて】から取りました。
フジファブリックファンならピンと来ちゃうだろうなと思いながら、これにした。
夏が来たらまたヘビロテで聴こうかな。

地方出身の高卒の私にしては思いきった転職をした20代中頃のこと。
たまたま入れた地元じゃそこそこの規模の誰でも知ってる会社に入った。ちなみに、私は知りませんでした…その会社のこと。
そして、たくさんの人がいる組織の中で出せる力を発揮して、ない頭を絞り出して切磋琢磨なのか孤軍奮闘なのか、そんな風にしてたっけ。

でも、14年そこで見ていた景色はすごくすごく小さな世界の話だったんだと身の程を知った。
当然ながら世界は広い。
当然ながら知ってる世界は極々一部だけのこと。
かつての小さな世界での繋がりより、今はもうそれ以外の世界での繋がりの方が多くなった。

でも、それはFacebookの友だちの人数やTwitterのフォロワー数なんかで満足することじゃないんだよね。
どれだけ『芯』を持ってご縁を大切にしたいと思えるか否かだろうな。
生き方で関わる人も変わるから、今生きる世界での大切にしたい人を大切にしたい。

＊

SNSはFacebookやInstagramを主流にして、あくまでも友だちだけのネットワークを作っていたから、あまり今のような気持ちにはならなかったんだ。

今の気持ち。

【何者かでありたい】

そんなところ。

何者ってなんだろね。抽象的なんだけど、それは自分から見ての自分はこれなんだって言えるところと、他人から見ての私は同じではないだろうからさ。

大きな組織に属さなくなった、今の生き方は心地いいかも知れない。不要なストレスや邪魔をされることもないから。
そして、少しずつ個人を発信したくなった。

それは先々のこと。いつまでとかはないけど、書籍を作るとか、自分を表現する《カタチ》を作りたいと思い始めてから個性を個人を放ちたくなった。
noteもTwitterも実名にしたのはそのあたりが理由。

《知ってもらう》ことが先決だから、自分なりの経験と書き方でnoteを毎日更新している。
そうやって積み重ねて来たから、あくまでも自分基準でのPV数とか気にして『まあまあ』伸びてきてるなぁと感じて、それがやや安定的になって来て、どこかしらホッとして。

当然ながら、noteのアクティブユーザー数は4400万人になった世界には上には上、天上会のような人たちばかりだ。
他のクリエイターさんのPV数の話を知って『あぁ…』なんて、一瞬ガクッとしたけど、求めるものは本当に人それぞれだよなぁって冷静になった。

すごい人がいるに決まってるじゃん。
それだから世界は面白いし、可能性に充ち溢れてる。
そんな中で自分の存在価値はどう示せるのかが重要だろうなと思っている。

想いを放つことで、誰かが共感してくれる喜びは他には変えがたいこと。
それが言葉にして文字にして伝えられる。
ここにたくさんのものを凝縮させていくつもりなんだ。
世界に埋もれて数字だけで計り出すと、いっきに埋もれてしまいそうだなって感じたから、しっかりと自分ってものは持っていたい。

＊

必要性を与えるより、必要とされたことに120%で答えるイメージ。それは、ずっと待っているんじゃなくて『あ、こんなときは…』って瞬間に浮かぶ存在の様な。そんなところ。

何者でありたいのかと問うなら、答えは必要とされる存在になりたいってことかな。
それはnoteや、自分から放つものによって。
だから高い高い山や、遠い世界までは行かないでいいのかも。
今の自分に出来る精一杯を放とう。
そんなふうに思ってる。

前例ありきの選択はしたくない。
だから、今だってまた違う可能性を探して動いているから。
肩の力は入れすぎず、また変化をさせて放つものを作り出そう。

人間誰しもが唯一無二の存在だもんな。

夜中に部屋の中にてんとう虫が入り込んで来て、数ある昆虫でも人間から好かれるてんとう虫の存在に、なんとなくその存在価値ってなんだろうなぁって考えて。

でも、こうやって思うことが今はなんにもネガティブな気持ちにさせないんだな。
それが今のコンディションの良さなんだろう。

本日も最後までご覧頂き、ありがとうございました。
また明日。