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季節を感じたとき君は笑う#月刊撚り糸
いつもより少し遅めの朝食。
お互い仕事が休みの日は起こさないでいる約束。ゆっくり転がるようにベッドから抜け出して、半分ほどしか開いていない目を擦りながら珈琲とミルクティーを淹れる。
春先の朝の肌寒さもこの時間になると陽射しのおかげで弱まる。黒のキャミソールの肩紐がキッチンをのそのそと歩くたびにハラリとずれる。
たっぷりミルクを入れる君の珈琲は甘く、もはやカフェオレと呼べるほど。それが好きな君
いつもより少し遅めの朝食。
お互い仕事が休みの日は起こさないでいる約束。ゆっくり転がるようにベッドから抜け出して、半分ほどしか開いていない目を擦りながら珈琲とミルクティーを淹れる。
春先の朝の肌寒さもこの時間になると陽射しのおかげで弱まる。黒のキャミソールの肩紐がキッチンをのそのそと歩くたびにハラリとずれる。
たっぷりミルクを入れる君の珈琲は甘く、もはやカフェオレと呼べるほど。それが好きな君