3社目ですが、新卒入社です。

新卒入社といえば、社会人として初めて正規雇用の仕事に就くことだと
同等に考える人がほとんどでしょう。
しかし、自分の場合は過去に休学した際と在学中に正規雇用の経験が2回
あるので、実はNCGが履歴書上は3社目になるという少し謎なキャリアを
歩んできています。

今回のnoteでは、自分がどのような経験をしてきたのか、また、その経験を通じてNCGの一員としての抱負について言及していくと同時に、即戦力として活躍するために自分に対しての約束を書いていきます。

自分の実力と原動力を知った1社目、
自分の限界+弱みと長所を知った2社目

まず、大学2年生の時に休学して約2年間務めたのが岡山県での地域おこし協力隊です。肩書きとしては、臨時役場職員だったので、町の人や周りの職員からは社会人同等の扱いの中で活動しました。
着任して1ヶ月で行ったプレゼンテーションが県の事業に採択され200万円の補助金を獲得するなど、最初は自分を天狗にさせるような出来事がいくつかありました。

しかし、その後は自分の実力不足を痛感することの連続でした。

何かしらの特別のスキルはともかく、知識や経験においても圧倒的に不足していて、何もできずに1年が過ぎました。このままでは何もならないという想いから2年目も残ることを決意し、最終的な自分が納得できる成果を出すことはできました。しかしながら、自分が着任時に思い描いていたものとは遥かにかけ離れており、自分一人の力で出せる成果は限られている(チーム/組織にはどうあがいても敵わない)ことも同時に実感しました。とはいえ、2年間の活動を通して、「農業」という自分が興味にある分野に出会えて、「〇〇さんのために」というような形で目の前の誰かのために尽力することが自分の原動力になるということメタ認知できたというような点では、自分の人生の分岐点とも言える2年間でした。

そして、2社目は復学後にインターンを始めた会社で途中約1年半正社員として働いていました。この会社では3つの事業部で様々な仕事をする機会を頂きました。そこで得た知見は以前書いたnoteの記事にあるので、興味がある方はぜひご一読ください。

もちろん、農業に関する様々な知識を得ることができましたが、「自分って何のためにこれをやっているんだろう」と悩むことも日々増えていきました。振り返ると、「自分でやった方が早い」と過信し、仕事を溜め込み
本当に限界になるまで周りに相談できていませんでした。同時に自分の感情の振れ幅が大きく、それがすぐ表情に出てしまう自分の短所も露呈しました。(今でもそれは自分の中で大きな課題です)

そんな状況で自分が一番誇れる長所も再認識することができた期間でした。それは誰にも負けない愚直さです。時間などに左右されず、任せてもらえたミッションや課題をひたすら遂行することは自分の得意分野だと思います。最近ではそのような働き方を「ブラックだ」という時代になっていますが、自身が覚悟と納得感を持っていれば問題ないと思っています。

社会人基礎力という概念

経済産業省では、社会で活躍していく上で必要な力を社会人基礎力を定義しています。2社での経験を通じて、これらの重要性はしみるほど痛感してきました。

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そして、採用時に重視する社会人基礎力を示すグラフでは主体性、実行力、ストレスコントロール力を重視するという結果が出ています。ストレスコントロール力などは前述の通り、自分の弱点でもあるので気持ちを切り替える術を身につけていきたいです。

wakumo事業部との出会い

多くの新卒が4月より一斉に仕事を始めるのに対して、自分は9月よりwakumo事業部でインターンをやっており、今では社員同等の立ち位置で
事業に関わらせてもらっており、非常に恵まれた環境で機会を与えられています。

wakumoとは単発バイトが探せるアプリで、企業さん向けには突発的な人手不足を解消する手段、アプリに登録しているワーカー向けにはスキマ時間にお小遣いを稼ぐ機会を提供しているサービスです。

また、2019年10月にリリースしたばかりと、生粋の新規事業です。


そして、今後事業を拡大していく上で様々な課題を解消する必要があります。その中でも自分の中での大枠のテーマの1つは「人の感覚値をオペレーションに落とし込む」ということです。例えばwakumoにおいてワーカーさんを求人にマッチングし、当日働いてもらうという一見簡素なことも実は様々な要因が絡み合っていて、それを誰でもできるオペレーションにすることは非常に難しいと日々実感しております。

そして、自分が興味ある農業も慢性的、かつ、変動的な人手不足が起っており、営農(特に規模拡大)における大きな課題になっています。また、農業自体も今後感覚値をオペレーションに落とし込むことは大きな課題なので、ここで得られる知見は今後のキャリアに間違いなく必要だと考えています。

自身の肩書きを通り越して

肩書き的なところでいうと、配属半年以内にはリーダー、3年以内にはマネージャーという役職はせっかくやるからには目指していきます。

しかしながら、肩書きは成果を出し続けたり、そのために努力を惜しまないことによって後から付いてくるような物だと最近改めて思います。

したがって、wakumo事業部に対して価値提供しながら、自分自身も成長することを通じて、社会にもポジティブな影響を与えていきたいです。そのためにもまずは自分の弱みである「実行力」に磨きをかけ、言動、発想、プロセスだけでなく、目に見える成果で評価されるように1年目は努力を惜しみません。

最後に、この記事は他の内定者の方も目にするかもしれません。
そんな方たちに言いたいです。
これ以上に1年目から機会がある部署はおそらくないので、
配属先の第一希望はぜひ「wakumo事業部」で(笑)


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