月収13万で生きてきた美容師の僕が考えたお金と幸せの話。
こんにちは。
年末年始と来月すぐに控えた自身の結婚式の為、髪を奥さんに切ってもらったんですが日々お客様から「ヘアカラーはそのまま金髪でやるんですか?」とありがたき指摘を頂いてますが本当はピンク色にしようと思っていたのでこれでも自我を抑えている方な美容師の槙山ユースケです
まずは最近の出来事から。
もうすぐ12月も終わりそうですね〜
コロナ禍でなかなかいつも通りとは違いますが世の中もクリスマスムードも冷め切り、一気にお正月に向けた雰囲気になってきた感があります。
そんな中
美容師をやってきて最高売り上げを達成出来そうです。
売り上げというのは只自分が偉くなる。という肩書きというわけではなく、もちろんお客様や日々手伝って頂くスタッフ1人1人がいての数字だと僕は心掛けているので自分が凄いとは全く思ってはいませんが。
ただ皆で去年よりも沢山のお客様を迎えて綺麗になるようお届け出来た、という点で凄く嬉しく感じていますし、そのおかげで頂いたお給料の使い方もしっかりお客様がより楽しめるような事に還元していきたいと気持ちを引き締めています。
特に来年からは僕も美容師という働き方を考える節はあるのでその前にこういった数字を出し、新年を迎えられそうなのは良い区切りなんじゃないかと思っておりますが
ここからが本題でして
「給料13万で生きてきた美容師の僕が考えたお金と幸せの話。」
ということをテーマにお話しさせて頂きたいんですが先ほど上記でお話ししたように僕ら美容師っていうのは基本的に歩合制、いわば定額の給与、というより「お客様を担当し、売り上げ額が高いとお金も沢山貰える」
そんなシステムなところが多数だと思います。
逆を言うとお客様が少ないと、売り上げが少ないとお財布も寂しさでどうにかなっちゃうことになります。
ちなみに僕はスタイリストなりたての4.5年前は「月15万」
さらに言うとまだ髪も切れない、アシスタントですと「月13万」とかでした。
もちろん所得税やらもろもろ引かれての「手取り」になります。
まぁ一人暮らしである程度節制すれば何とかギリギリ生きていけるぐらいの額だったりするんですが同世代のサラリーマンしている子たちやはたまたフリーターの子でももっと貰ってたりしますよね。
そこからさらに練習する為の道具やマネキン、またヘアスタイルを撮影する際、モデルさんに支払うギャラや洋服などを平均的に考えるともうちょい少なくなり、
さらには都会のネオンがギラギラで、出会う人たちも沢山いるものですからお酒の席なんかも当然増えてきて、いわゆる「遊び、飲み代」なんかも重なってくるともうトドメですよね。
今でこそあれですがクレジットカードの「リポ払い」を繰り返すヘビーユーザーで親のスネも齧らせて頂いていたのはここだけの話w
でもね
そんな昔を過ごしていたもんですから今では収入もおかげさまで3倍以上は頂いていますから普通に考えると当時の月収13万時代より3倍幸せだと思っちゃうところなんですが
そこまで昔も不思議と苦では無かった記憶もあり、幸せの度合いって収入では実際変わらなかったんですよね。
もちろん収入が低いときの僕は思っていました。
「沢山稼いだら、好きなだけ買い物出来るし、良い家住める!」なんて。
ただ今起きていることは
僕は別に沢山買い物をしたいわけでもなく
良い家に住みたいわけでもない
そんなことに幸せを感じないのが自分であったんだな〜
と感じていたんです。
ただお金自体は無いよりはあった方が越したことがないのはもちろんですがいわゆる「お金=幸せ」では無かったということ。
じゃあその正体って一体なんなんだろうか??という何故を考えたときに僕が導き出した答えとしては
シンプルにいうと「自分がやりたいことに使える資金があれば人は満足出来るかも。」ってこと
もうちょっと込みいって話をしていくと人ってそれぞれで「趣味」とか「欲しいもの」とか「旅行行きたい」とか「家建てたい」とか色々あると思うんですが
その「やりたいことに費やせる資金」があればあとは「家賃」や「家族を養う」や「食費」を賄えたら
それで幸せ、充実しちゃうってことなんですよね。
そして僕の場合だと
●妻と普通に生活出来て
●お客様を日々綺麗に出来る時間に余裕の持ったサロンワークが出来て
●読書、映画、動画制作、ブログ書いたり、たまに服を買ったりお茶したり
そんな毎日が出来れば何の不満も無いので
収入を上げようとか今以上を望んだりなんか何にも無いわけですww
また活動自体はこれからも増えてくるでしょうが資金はそんなに影響もないことですし
ただ今の収入だと「やりたいことができないって人」は頑張らないとですがw
今の僕は収入は昔より大分変わりましたがその当時「好きでやっていたこと」に費やす「項目が変わっただけ」なので
やってる行動にかかるリソース自体は結局昔と今も変わらないんですよね。
なので僕は収入を増やそう!と思い行動している人を悪くも思ってないですし、凄く向上心があってめちゃ羨ましかったりもしますがソコを奪われるほど執着もしたくないですし
いつか自分の人生を振り返ったときに色々な色を付け加えていた方がきっと楽しそうだなとしんみりと感じたわけなんです。
なのでいま収入が低い!と感じている方も
一回冷静になって「何をやりたいから稼ぎたいのか?」
なぜそれを買っているのか?
それって「周りの収入が自分より高いから」になってないか考えてみるのも良いと思います。
お金は必要ですが人によってその必要さは全然違います。
そう見てみると「お金が全てではない」の価値観がちょい変わる気がします。
そんな戯れ言ばかりのある美容師のしがない話でした!
以上でーす。
●槙山ユースケinstagram
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