頭を鍛える5つの習慣レビュー
こんばんは、yuma otsukiです。
今日は水上楓さんの「頭を鍛える5つの習慣」についてのレビューを投稿したいと思います。
とは言ってもあらすじをまとめて批評するのは、多くの人がやってきたことなので、僕はポイントを絞って投稿します。
学び方
そもそも僕がこの本を手にしたきっかけは、教育に携わる仕事をしており学び方に興味があるからです。学校の教育とは異なる点もありますが参考になる部分は多くありました。
①自分に合った学習法
まず、自分に合った学習をすること。これは自分も授業で気にしているポイントですが、何に重点を置くか。
例えば、私たちは当たり前のように小学校から黒板に書いてあることをノートに写していました。でも僕は高校くらいになると板書のスピードが追い付かなくなりました。そうなるとノートが雑になります。また、書こうとしたら消えているので学習に対するやる気も削がれます。そういう人も少なくないのではないでしょうか。
そして最大の問題は手と目は使っているが、頭は使っていないということです。つまり考えていないということです。書くことに集中しすぎて考えることにたどり着いていないということですね。
書くことが苦手なら聞くことに集中すればいいし、その逆もあります。とにかく幼いころから考えずに行っている習慣を疑って、自分に合う学び方をするのが大事だと感じました。
②インプット・アウトプット
インプットとアウトプットの意味を知っていますか?
簡単に言えば、インプットは知識を頭に入れること。
アウトプットはそれを表現すること。(授業は最高のアウトプットです)
僕自身は元々アウトプットする時間が少なかったので、話す機会を増やしました。だからどちらかと言えばアウトプットに重点を置いています。
ですがこの本を読んで考え方が変わりました。
アウトプットは人と会うときにする。
インプットは1人の時間にしかできない。
人と会うということは自分が会いたいと思われる「魅力」が必要。
魅力というのはすなわち自分の個性
自分の個性を磨くには1人の時間にしかなかなかできない。
そういう理由から水上さんはインプットを大事にしているそうです。
僕は比率的にはアウトプットを大事にしたいですが、インプットが自分の個性を磨く時間というのは新しい考えだったので勉強になりました。
土台がないのにアウトプットをしても内容のある話はできませんよね。バランスが大事ですね。
読書法
僕は本を読むのが大好きです。呼吸するかのごとく読んでいます。
今でこそ「楽しい」と感じているので続けることができますが、最初の頃は読んだ量の割には充実感がありませんでした。
なぜかというと、読んだ本の内容を忘れているからです。
頑張った分の成果が感じられないとモチベーションが下がりますよね。
今でもそれはありますが、この本を読んだことで勇気づけられました。
読書の大事なポイントをまとめました!
①冷めた読み方
現代社会ではさまざまな情報で溢れています。スマホで簡単に調べることもできます。ですが、すべてが正しいとは限りませんよね。
本でも同じことが言えます。たとえ著名人が書いていたとしても「その人がこう言っているから正しい」と判断するのは危険です。
本当のそれが正しいのか疑いながら読むことが大事です。
また、そうすることによって「考える力」がつきます。
②読書の目的は「知る」より「考える」こと!
これがすべてだと思います。
単純に物知りと言われたい、モテたい人なら適当にネットで調べたうわべの知識を蓄えれば良いと思いますが、そうではなくて本というのはその事柄を読んでどう感じたか、どう考えたかが重要です。
最後にこの本を読んで1番心が動いた一文を書いてこの投稿を終了します。
「読書はたった数百円、数千円で作者や登場人物の人生の疑似体験ができる」
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