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羊と鋼の森

yuma otsukiです☆

 



今回は、「羊と鋼の森」の小説についてです。

 

内容はピアノの調律師の話ですね。

 

あらすじはこんな感じです!

https://books.bunshun.jp/articles/-/1908

 

今日は印象に残った部分について書きます!

 

①「どんなことでも一万時間かければかたちになる」

大体5~6年。主人公は経験が少なく他の先輩に比べると実力もなかったが、この言葉を強く意識して取り組んだ。

これは他のことにも言えると感じました。

好きこそものの上手なれ、という言葉がありますが、どの分野においても時間をかけて取り組む人には、深さがあると思います。

深さというのが重要なキーワードで、平均点をそこそこの努力でとれる人はいるが、不思議とそういう人の中に真似をしたいと思える人はいません。少なくとも僕はそういう器用な人に憧れはありません。平均点でいいならそこそこでいいけれど、その分野において結果を残したいなら時間をかける他ないと思いました。

 

②星の数と鍵盤の数

これは本当なのか分からないが、星の数とピアノの鍵盤の数は同じだということ。

https://www.eys-musicschool.com/media/piano_88/


どうやら本当みたいですね!

ちなみにメーカーのカシオとかも星と関係しているのかな?

そこは分からないです。

もし詳しい人がいたら教えてください!

 

③漢字の秘密

この本の題名でもある「羊」

「善」「美」

このふたつは羊からきているといわれています。

古代の中国では羊が基準みたいですね。

 

全体的な感想は、人間関係が面白いということです。特に秋野さんが印象的でした。

厳しい、現実的、冷静という感じの性格ですが、それは自分自身がピアノの道で挫折したことで、誰よりも現実の厳しさを知ったからそうなったのだと思います。裏を返せば自分と同じ気持ちになってほしくないという想いがあるのかもしれません。そう考えると優しいと感じますね。

あと、主人公はこの秋野さんに比べ、特に強烈なバックボーンがあるわけではないが、何かを目指すうえでバックボーンというのは必ずしも必要ではないと感じました。よく「過去に~があって・・・」とかを聞きますが、それは夢を叶えるうえでプラスにもマイナスにもならない。

ただやってきたことがすべてというのはこの主人公を見て思いました。

今日はこれで終わりです。

 

ありがとうございました!

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