ユースキン製薬が大切にしているファンとのつながりとは?
こんにちは!ユースキン公式noteにようこそ。
突然ですが、皆さんに“推し”はありますか?(皆さんは、何かのファンですか?)
筆者は幼少の頃からバスケットボールに励んでおり、今ではBリーグ(プロバスケットボールリーグ)観戦も好きで、とあるチームを応援しています。
ユースキン製薬にもありがたいことに、ファンが存在します!
ファンの皆さまを公認サポーターとして囲い、「ハンドケア大使」と名付けています。
今回の記事は、その「ハンドケア大使」ができた理由や活動内容について紹介したいと思います。
「ハンドケア大使」を始めた理由
弊社の主力製品「ユースキン」は、もともと愛用者の口コミで広まっていきました。
そして、当社では以前から製品にアンケートはがきを入れて、お客様の声を大切にしています。
参考:https://note.com/yuskin/n/n309c649a7e2c
時には、製品への熱い想いをはがきいっぱいに書いてくれる方もいらっしゃいました。
「そんなお客様に会ってみたい!」
と始まった「格言選考会」という名の愛用者交流会は、1999年から2019年まで20年続きました。
※「格言選考会」については、また別の機会に紹介しますね。
そんな中、2010年頃から若い世代を中心としてSNSの利用が盛んになり、リアルな口コミをSNS上で簡単に確認できるようになってきました。
SNS上にユースキン製品のファンがたくさんいることがわかり、格言選考会だけでは出会うことができない、SNS上のユースキンファンにも「会ってみたい!」と思うようになりました。
格言選考会のように、リアルに交流することができれば、新たなファンも囲い込みできるだろうと思ったからです。
そうして、2016年から、WEBとSNSを活用した公認サポーター「ハンドケア大使」が始まりました。
なぜ「ハンドケア大使」と名付けたのか?
ユースキンといえば、“ハンドケア”ですよね。
2000年頃から「ハンドクリームの効果的な使い方(効果的なハンドケア方法)」を製品と共に伝えてきました。
手荒れに悩む方は全国各地にいらっしゃいます。私たちの力だけでは、全国津々浦々まで伝えるにも限界があると感じました。そこで、ファンの方々(ハンドケア大使)に手伝ってもらえたら、1人でも多くの方に効果的なハンドケア方法を広めることができるのではないかと思いました。
「アンバサダー」という言葉を聞いたことがある方もいると思います。
「アンバサダー」は「大使」とも言いますよね。
自発的な普及活動を行ってほしいという願いも込めて、「ハンドケア大使」と名付けました。
「ハンドケア大使」はどんな活動をしているの?
●SNS投稿
主な活動は、SNS上でユースキン製品やハンドケア方法を広めてもらうことです。
ただし、SNSアカウントを持っていない方もいますので、SNSに限定することはありません。家族や友人、職場の方にリアルの場でユースキン製品やハンドケア方法について伝えている方もいます。
●サンプリング活動
ユースキンを使ったことがない方、手荒れに悩む方に向けて、ユースキンのサンプルを配っていただく活動も行っています。
ただ配るだけではなく、効果的なハンドマッサージ方法も一緒に伝えてもらっています。
●ユースキン製薬社員や他のハンドケア大使との交流
「会ってみたい!」という想いで始まったハンドケア大使の取り組み。リアルで会える場として、ハンドケア大使の皆さまを川崎本社に招待し、「ハンドケア大使交流会」と名付けたイベントを年に1回行っています。
「会ってみたい!」という当社の想いを体現しているのですが、結果として私たち社員が愛用者と対話できる場として、ハンドケア大使から学ぶ場になっています。
ハンドケア大使交流会で印象に残っている出来事
当社は、2020年8月に「ユースキンA(現:ユースキン)」と「ユースキンS(現:ユースキン シソラ)」の容器・パッケージのリニューアル(以下、リブランディング)を行いました。
※リブランディングについての詳しいお話はまた別の記事で紹介します。
特に「ユースキン」は当社の主力商品であり、大幅なデザイン変更は37年ぶりでした。中身のクリームは変わらないとはいえ、新しい容器やパッケージがこれまで愛用いただいたお客様に受け入れてもらえるだろうか?店頭で迷子になってしまわないだろうか?等、大きな不安がありました。
そこで、発売前にハンドケア大使の皆さんにリブランディングの全容をお話し、素直な意見を聞いてみようとなりました。それが、発売の半年前の2020年2月の交流会でした。
交流会に参加いただいたハンドケア大使の皆さんは、慣れ親しんだデザインが変わることに驚きを隠せない様子でした。そして、前向きな意見もそうでない意見も、素直に感じたことを熱心に寄せていただくことができました。この時、お互いが正直に向き合うことの大切さを感じた瞬間でした。
いただいた意見は、社長とプロジェクトメンバーで隅々まで読み込みました。前向きな意見は、より活用できるように工夫をし、そうではない意見は「どうしたら解消できるか?」「もっとできることはないか?」を何度も議論を重ねました。
例えば、
「パッケージに日本語の表示が少ない気がする」といったご意見に対し、
「アテンションシール(製品に貼る小さなシール)で日本語の表記をして補完しよう」などの検討を重ね、すぐさま実行に移しました。
こうして、ハンドケア大使の皆さまには、直接説明することでリブランディングの理解を得ることができたのですが、それはごく一部のファンのみということです。全国各地にいらっしゃる多くのご愛用者の皆さまにも、このようにできるだけ丁寧な説明をする必要があると思いました。
そこで、「なぜ変わるのか?」「どんなところが便利になるのか?」などをわかりやすく伝えるために「ブランドブック」を制作することになりました。
ハンドケア大使の皆さんのご意見をヒントにして制作したブランドブックは、ハンドケア大使はもちろん、住所を把握しているご愛用者の方約1万名に郵送することになりました。
今回のリブランディングでは、ハンドケア大使の皆さまとの意見交換がなければ成功していなかったかもしれません。あらためて、ファンの方々の力を知ることができました。
最終的に、お互いが成功を祈り、ブランドを共に作り上げる雰囲気ができたことも大きな成果だと感じました。ハンドケア大使は、私達にとって欠かせない存在となった瞬間でした。
ファンとの長いお付き合いを目指して
ハンドケア大使のようなファンとのかかわりの中で、わたしたちが大切にしたいこと(していること?)が3つあります。
まず、経営理念に沿った姿勢(うるおいの提供)です。
当社の経営理念は、以前にも紹介しましたが「高品質で長く愛される製品と情報を通して、肌と心と社会に「うるおい」を提供します。」というものです。
(ここでいう“情報”とは、製品をより効果的に使っていただくためのハンドケア方法や製品情報を指しています。)
ハンドケア大使の取り組みは、まさにファンに長く愛され、笑顔になっていただけるような「うるおい」を提供することでもあります。
つぎに、誠実に向き合うということ(カッコよさより正直さ)です。
私たちは、ファンを家族や親友のようにとらえています。仲間ともいえます。
そうした仲間とは、自然と信頼関係を築いていくことができますが、
なによりも積極的な対話を通して、飾らない正直さや誠実さが大切になります。
ですので、大使のみならず「好き」と言ってくれるファンの方々とは、
カッコよさよりも正直さを大切にしながら、温かみを持って接していきたいと考えています。
最後に、一緒に作り上げる仲間でありたいということ。
好きな人とは、一緒に何かを作り上げたり成し遂げたりしたいものですよね。
決して一方的にならず、会ったり話したりしながら、
一緒に会社やブランドを育てていきたいと考えています。
そのためには、「ハンドケア大使」はまだまだ発展途上です。
2016年から始まった「ハンドケア大使」は、現在全国に200名ほどいらっしゃいます。
この方々とのつながりを大切にしながら、まだ出会えていないファンの方と出会い、良好な関係を、いつまでも続けていきたいと思っています。
それが、わたしたち社員のモチベーションでもあります。
ひとりひとりのファンと、長いおつきあいのために
これからも「うるおい」を提供し続けていきたいです。
ハンドケア大使になりたい方は、こちら👇
https://yuskin.co.jp/fun/current/handcaretaishi/