【馬券 流浪記】予想にかける時間…

【馬券 流浪記】予想にかける時間…

 大川慶次郎さん(1999年没 享年70歳)は美浦トレセンで取材し木~金曜はほとんど寝ずに予想をしていたという。
 時間をかけて予想をすれば必ずしも当たるわけではないが、納得できない予想は出さないという信念。当たっても外れても自身の予想に自信をもっておられたと聞く。

 当時、社長を務めていた専門紙では、金~土曜は都内主要売店に売れ行き等を調査。大川さんも土曜の競馬終了後、渋谷の売店に同行。一般ファンから「大川さん、当たらないねぇ」と声をかけられたことがあるそうだ。すると「キミ、今日のボクの予想をみたのかい。○R、×R、△R~が当たってるのだよ」。声をかけたファンはすごすごと姿を消したそうだ(当時、同行した社員から聞いた話)。

 ひと昔前、競馬中継の解説者が「1頭につき1回、レースビデオを見る」と云っていた。一瞬、すごいなと思ったが、1日分がおおよそ30分。全レース10頭立てとすると5時間。2場開催の土日で20時間。3場開催だと…これでは月曜から寝る時間がない。

 競馬雑誌にパドックの見方を解説する記事が載っていて「パドックは生で馬は正面から見る」とあった。正面から見られる位置は少なく、報道関係のスペースか一般席の前列。著者はそれなりの評論家。一般席ではないだろうから見てるとしたら報道関係。ほとんどのレースを報道関係のスペースで見ている記者に知人が尋ねたそうだ。「○×さん(記事の著者)、見たことある?」。さて、目撃したことはあったのかな。

 まぁ、下手なことは言えないし書けないですな。

 東西トレセンの登録馬は約8000頭。2場開催の土日で500頭以上が出走する。全馬を把握するなど不可能。仮に1頭につき1回レースビデオを見ても全ては記憶できない。
 知人に2勝クラスのダート戦だけ予想。馬券もこの条件しか買わない輩がいる。これは極端ではあるが、的中率を高めるのに理にかなっていると思う。
ワタシは下級条件と障害戦はパスしている。さて、今週は台風が心配だが、面白い馬はいるのかな。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
既存の競馬理論に対する考え方を大きく動かした高橋研の馬券論。その集大成をここに伝える。千葉県船橋市出身。小・中学校時代は船橋競馬の厩舎関係者が大勢いる絶好の競馬環境の中で育つ。驚異の的中率で共同通信社の取材を受ける他、「競馬フォーラム」で“伝説のプロ馬券師”として紹介される。