【馬券 流浪記】競馬やるなら専門紙…

【馬券 流浪記】競馬やるなら専門紙…

 昔、美浦トレセンを見学。坂路調教も見に行ったことがある。計測区間800mで約15mの坂を登ってくる。3歳未勝利馬や下級条件馬などはゼイゼイと息を切らしている馬もいた。そこへスイスイと力強く駆け抜けていったのがサクラローレル(96'年度代表馬)だった。

 栗東に比べ安易といわれる美浦坂路だが、素人目にもハッキリと能力の違い、調子の良し悪しがわかる。時計はバーコード。画面に表示され記者は馬の動きだけを見ていればいい。当時、専門紙には「坂路の○×」なんてTМのコラムもあったと記憶している。

 一方、南ウッドコースは2頭3頭の併走が次から次へとやってくる。ゼッケンを読み、時計をとって脚いろをみる。各社(同一協会)の時計班は総出。専門紙の記者はまさに専門職。凄いと思ったモノだ。

 最近、南ウッドもバーコードとなった。記者は動きの観察に専念でき、デキの良し悪しの精度は上がってきたと思う。

 専門紙と提携しているスポーツ紙や夕刊紙は同様の調教情報・厩舎情報を得ることができるが、その他の社はどうするか。出走全馬を把握するのは不可能。お金で買っているのである。

 以前、某スポーツ紙が専門紙の記事を丸写しにして発行。それを証拠を突き付けて世間に知らしめたのが専門紙と提携しているスポーツ紙だった。ひどい話だが、昔は裏で売り買い。今は正規に「買っている」らしいが、そんな新聞の予想など信頼できるわけがない。

 専門紙、スポーツ紙に夕刊紙も売り上げ不振で苦戦と聞く。さて、競馬をやるために何で情報を得るか。やはり、専門紙を買った方がいいと思う。
 


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既存の競馬理論に対する考え方を大きく動かした高橋研の馬券論。その集大成をここに伝える。千葉県船橋市出身。小・中学校時代は船橋競馬の厩舎関係者が大勢いる絶好の競馬環境の中で育つ。驚異の的中率で共同通信社の取材を受ける他、「競馬フォーラム」で“伝説のプロ馬券師”として紹介される。