【馬券 流浪記】やはりパドックの確認は重要

 先週の的中レース。

・春風S     3連複15点 27,950円

 春風Sで中心視したスピリットワンベル(6人気)が2着以下をチ切って逃げ切り勝ち。さほど自信はなく2~3着に粘ってくれればと馬券は3連複にしたが、3連単なら20万馬券。100円でも買っていればと捕らぬ狸の皮算用。まぁ、こんなことは競馬では日常茶飯事。3連複でヨシとしなければならない。
 
 それにしても勝てると思った馬が勝ってくれない。毎日杯のグレートマジシャンはクビ差2着。勝ったシャフリヤールに破格のレコードタイムで走られては仕方なしだが、何がどうなったのかマーチSのアメリカンシード(単勝1.4倍)は見せ場なく14着。落鉄もあったようだが、パドックでは妙にうるさかった。阪神大賞典のアリストテレスと同様、サラブレッドの難しい一面が出てしまったようだ。

 高松宮記念は期待したインディチャンプがクビ+クビ差の3着。逃げ馬を交わしヨシっと思った瞬間、2頭に差されてしまった。馬単裏表で買って失敗。狙った馬が3~4着で馬券が外れるのが一番悔やまれる。

「なぜ気性の悪い馬が多いのか」と聞かれたことがある。答えは近親交配(インブリード)。サラブレッドは速い馬、強い馬を求め近親交配の連続。同じ種牡馬が4代前3代前にいる4×3の奇跡の血量などといわれる。以前、鳴り物入りで英ダービー、凱旋門巣を勝ったラムタラが日本で種牡馬となった。ラムタラはノーザンダンサーの2×4のインブリード。自身は高い能力をレースで発揮したが、その産駒はほとんどが気性難。美浦トレセンではラムタラ産駒に手を焼く厩舎が続出し、たまたま気性がまともなラムタラ産駒を預かった某調教師は「ウチのは狂ってない」と自慢していたそうだが、レースでは走らなかったという。 

 追い切り→パドック→返し馬。この3点を見られれば完ペキだが、一般ファンには難しい。とにかくパドックだけは確認。これから牝馬はフケ(発情期)のシーズン。落ち着きのない馬、尾っぽをやたら振っている馬、クビを上下に振っている馬など、通常でない馬には要注意。

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既存の競馬理論に対する考え方を大きく動かした高橋研の馬券論。その集大成をここに伝える。千葉県船橋市出身。小・中学校時代は船橋競馬の厩舎関係者が大勢いる絶好の競馬環境の中で育つ。驚異の的中率で共同通信社の取材を受ける他、「競馬フォーラム」で“伝説のプロ馬券師”として紹介される。