こころに、myデモ隊を。

病は気からってほんとう。
最近やりたくない仕事や頭が痛くなる話の対応ばかりしてたら具合が悪くなった。
バイオリズムの波のせいもある。
そんな日は諦めて休むに限る。

昔休職した頃のメンタル不調はもう寛解してると思っているんだが、たまにグラグラするような元気のなさが来るときがあって、でも、それをコントロールするというか、やり過ごす技術を、少し身につけたかなと思っている。今日もそれでなんとかなった。

たとえば、嫌だ、疲れた、気持ち悪い、眠い、だるい、って、ちゃんと正直に言う事とか。そういうことを言うと周りが嫌な気持ちになるから言うんじゃないと躾けられた気もするが、一人で自分に言うのは別に構わないわけで。自分にも嘘ついて気にしてないふりすると、息と一緒に飲み込んでしまって、詰まって、溜まる。だから、言うことにしている。
そして、大事なのは、そうだそうだ!疲れたぞー!と、私のネガティブを全肯定してシュプレヒコールを上げるデモ隊役も、ちゃんとやること。そうすると、お風呂沸かして入浴剤でもいれるか、という気になる。

眠れないときは、横になりながら文章を読む。最近はもっぱらnote。目には悪いが、最近は2時か3時くらいには寝落ちできるようになった。よく夜中にスキつけて通知鳴らしているが、アップされたてのnoteなら、迷惑じゃないよね、と都合よく解釈して。

それで、朝、だるくてしかたないときは、潔く諦めて午前半休をとる。時間通りに出勤できそうでも、2時間くらい遅刻することにする。そして、軽く遠回りしてドライブとかして(車通勤なので)、気持ちを整えてから、出勤する。
都合よく休める部署だからできるといえばそうなんだけど、いつだってほんとうは都合よく休んでいいはずなんだ。そのためのチームだ。無理してあとで何日も休むハメになるなら、ちょっとずつ休んでおけばいい。元気ないときは助けてもらえばいい。元気なときに人の分も仕事すればいい。

それから、同僚とか、友達に、今日ちょっと辛い、と言う。いまこうなっててこれが嫌だ、と言う。言うのがためらわれるときは、メールする。メールもためらわれるときは、下書き保存する。もやもやすることを全部書いておく。「あーーーーーー」だけでもいい。私が辛いことを、見えるようにして、辛かったことを、なかったことにしないため。
相手の辛いも、もちろん聴くし、読む。
最近noteも似たような使い方になってきた気がする。

帰りは、具合悪いので、といって、早く帰る。具合悪そうだとけっこうあっさり帰れるものだが、でもこれ、前職では、なかなか帰ることができなかった。スマホの裏に、カエルの戦士のステッカーを貼っていたのだが、それを見てよく念じて強く強く帰る宣言をしなければ、帰れなかった。でも、そんなに意気込まなくても、ほんとうは帰れるもんだったりする。だって具合悪いんだから。帰りづらいときは、まず帰りたいと本心を言って、そのあとでまたデモ隊の出番。私をー、家にー、帰らせろー!と言う。帰れる気がしてくる。

帰りの車では、好きな曲をかけて大声でうたう。うたえるのが車通勤のいいところ。うたうことが大事。お気に入りのセトリを組んでおいて、とにかくうたう。今日もうたって帰ってきた。

今日もなんとか乗り切った。私のためにnoteを書いて、お風呂につかって、寝ることにする。

デモ隊がいると、面倒くさいに少し勝てる。
私は放っておくと簡単に自分のこと適当にしてしまうから、こういうときのため、デモ隊を配備させておくのだ。

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