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プリパラプリチャンWinter Live2019良かった話

良かった、プリパラ設定資料集で上がった期待値を上回ってよかった。
今回はそんなライブが何故良かったのかを考えていく。

1.プリパラとi☆Ris,プリチャンとランガ

「声優として演技をしつつライブパフォーマンスをする」これ以上の説明も無く、余分な言葉は不要な歴史を2者は紡いできた。
プリパラ設定資料集でメンバー6人に宛てた長崎音響監督の言葉は重く意味があった。近くで見てきた父親のようで師匠のようで、インタビュー用の顔を合わせないメッセージだからこそ書ける個人への言葉だった。
Run, Girls Run!の3人はその後を継ぐ形でプリチャンに関わった。両グループと作品の関わり方は似てるようで少し違っている。
それが最高の形で現れたのが今回のWinter Liveだったと言える。
違いは2つある、i☆Risの存在と既に活動の土台を持っていることだ。道を切り開いた先駆者が隣で演技をし、ステージでパフォーマンスをする。これ以上のお手本はないだろう。しかも2019年個人の活動を活発化させ先輩にとどまらず更に進化している。ランガのメンバーをグループ毎散らしたおかげでこの一年間能力が底上げされたのは間違いない。
加えてランガはプリパラに出会うまで風前の灯火だったi☆Risと違い、WUGの後輩として誕生しWUGの解散後もアニメタイアップ等プリチャンに頼り切らず活動している。
現在のi☆Risのように個人活動で成長した結果をグループとしてのパフォーマンスに反映している面もあるかもしれない。
今回のライブのMVPはメルティックスター、メンバーが欠けたミラクルキラッツを支えライバルポジションとして圧倒的な爪痕を残した。

2.北条コスモ

今回のライブで輝いた星がもう一つあるとすれば北条コスモに違いない。ライブ全体としては既存曲を矢継ぎ早に披露し、セットリストやバックステージ・トロッコにより会場全体を使った演出が良かったが文章に残すならコスモについてだ。
原宿のおしゃれ番長、全マイデザプレイヤーの友達北条コスモ、妹そふぃの不在に久々に駆けつけた。「君100%人生」をコスモシスターズ(に違いないダンサー2人)と歌い上げ、会場のど真ん中で新曲を発表。プリパラ版コスモらしい曲で会場を盛り上げた。
コスモシスターズにしか見えないダンサー2人がコスモのコーデ風の衣装だったのが良かった。ロボットアニメの主人公機体を仲間が乗り継ぐような熱さがあった。


3.メルティックスター

プリチャンの賑やかし、困った時のメルティックスターに今回も助けられた。TVアニメで新曲発表とCDリリースをぎりぎり間に合わせたようなスケジュールだったが全てが完ぺきだった。
個性が光るメンバーソロ曲、3曲とも違った味わいのユニット曲でシリーズを背負って立つような締めのポジションを鮮やかに演じきった。
メルティックスター単独公演をやって欲しい。

4.シリーズ10周年に向けて

ライブ中に披露された映像でプリチャンの3期が発表された。初代筐体に始まりメインキャラ総出演な内容だっただけにより大きな発表があるのかと身構えていたが一先ずプリチャン3期が決まって何よりだ。
ランガの立ち位置にも繋がるがプリチャン単独のライブイベントが未だ無いことが心残りだ。プリパラ初期のしょーもないコーナーや物販紹介が懐かしい。プリチャンは作品コンセプトもミニコーナーに適している為是非やって欲しい。三森すずこさんも「10周年のシリーズ総出イベントで初降臨!」では無くプリチャンのイベントで読んで欲しい。
10周年的映像でWITHが居たもののプリズムボーイズが居なかったのも不安が残り、10周年と銘打った何かをやるならキンプリ勢まで全てひっくるめたモノをやって欲しい、炎上を恐れず。アイマスのクルージングイベントが楽しそうだったし24時間監督のトークからライブからゲーム大会とかやる企画があったらいいなぁ(各セクションの仕切りや男女混ぜたオタクごった返して一歩誤れば地獄になりそう)。
何はともあれ2020年のシリーズ10周年が楽しみだ。

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