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ボクたちは潜在的に能力主義を求めている?

こんにちは。

子どもにお金にまつわる話をしている、ゆうとすです。

本日は、「ボクたちは潜在的に能力主義を求めている?」というテーマでお話ししたいと思っています。

Peter Smileメンバーから興味深いテーマをいただいたので、とてもむずかしかったのですが、がんばって共有したいと思っています。

参考:岡田斗司夫さん「サンデル教授の挑戦状!『実力も運のうち~能力主義は正義か?』を語る SDGsを掲げる人類が解決するべき真の課題 岡田斗司夫ゼミ#404(2021.7.25)/ OTAKING Seminar #404」

YouTubeをご覧になる方は、

動画がちょっと長いので、138分からのまとめを見ていただいてから、41分からの能力は運のうちをご覧いただくと時間短縮になると思います。

記事の参考:

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83863

そもそも能力主義って

能力主義とは、ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の著書「実力も運のうち 能力主義は正義か?」で有名になった感じですが、日本でも1960年くらいから企業に導入されていて、

ここでは、「能力主義とは、業務を遂行する上で必要な知識や技術や姿勢に基づき評価を行うという考え方。」と定義してみます。

ゴリゴリの個人プレイに帰属しますよ・・・ということです。

ボクたちは、生まれながらにして平等だから努力すれば花開く!みたいな教えを潜在的に信じてきました。

ただそれは幻想でしかなく、

お金持ちや勉強ができる家庭に生まれた子は、そうでない子に比べてお金持ちになりやすいし、大学受験でも成功しやすい

身も蓋もない事実があるのです。

そのため、資本主義でのお金もうけや受験戦争は、平等ではなく、生まれた家や育った環境が大きくて、スタートの時点でだいぶ差がついているよねという見方もできそうです。

反対に、平等な社会だったら、みんなが大学にも進学するし、みんながお金もちになりますよね。

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勝者のポジショントーク

お金持ちになった人や受験戦争で勝ち得た人は、「努力が足りないんだよ」とお金持ちでなかったり勉強ができない人へいいがちになったります。

・仕事ができないから、あんな生活をしているんだ!

・勉強ができないから、Fラン大学に行ってたり高卒だったりするんだ!

・俺たちが金を稼いで社会に貢献しているんだ!

とか潜在的に思っていたりしています。(すみません、妄想も入っています)

たしかに、成功した人も努力もしているのですが、努力で埋められない環境や能力の差があることは確かなんです。

そもそも、不平等な状態でスタートしたにもかかわらず、強くてニューゲームみたいな強者と初心者が戦う現状があるのです。

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ボクたちは能力主義を求めている?

生まれた家や育った環境などのスタート時点を同じ状態にしても、競争に勝てなかったりします。

ボクたちは自分がどんな家に生まれてどんな環境で育つかを選ぶことはできないのと同様に、自分がどんな才能を持って生まれてくるかを選ぶこともできません。

・受験戦争に勝ち抜いて東京大学に入れるだけの頭脳を持って生まれること

・スポーツで活躍してオリンピックに出場できるほどの肉体を持って生まれること

・資産家の家に生まれること

・資本にあふれた環境で育つこと 

残酷なんですが、運でしかないのです。

これは遺伝にも通じるのですが、

身長、体重など遺伝の影響を受けるように、知能レベルも親から受け継ぐのです。

さらに、ボクたちは、能力主義を求めていたりします。

以前のnoteにも書いたのですが、

結婚相手に求められるのは、男性では容姿、女性では経済状況だったりします。

これは仮説ですが、

潜在的に、自分の子どもには、いい条件で人生をスタートしてもらいたいと思うのでしょうか。

じゃあどうすればいいの?

生まれながらにして、スタート時点が不平等であること、能力に違いがあることがわかりました。

自分が持っているカードの中で、すべての才能がないわけではないと思うのです。

そこで、

・自分が得意とする才能に目を向けて探し続けること(=才能の探索)

・得意な才能に向き合ってみること(=適切な努力)

・今していることで誰かの役に立つか探してみること(=マーケティング)

資本主義のレールからちょっと横道にそれて休憩してみてもいいのかなと思いました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!



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