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お金は使い切って死ぬべき?

こんにちは。

子どもにお金にまつわる話をしている、ゆうとすです。

本日は、「お金は使いきって死ぬべき?」というテーマでお話ししたいと思っています。「DIE WITH ZERO〜人生が豊になりすぎる究極のルール」という本が世間を騒がしている。

本のあらすじは、仕事を退職した20年間でどれくらい資産が減少したのかを調査したもの。

・自分の資産を取り崩すのは非常に遅いこと。

・60〜90代までの退職者は収入と支出はほぼ1対1だった。資産を手につけずに収入に応じた支出にしている。

・資産が多い人は90%くらいの資産を使わずに亡くなっている。

・資産の少ない人でも75%くらいを使わなずに亡くなる。

・退職者の3分の1が資産を増やしている。

多くの労働者は老後資金のために、資産を貯めていたにもかかわらず、老後もお金を使わずに亡くなっている現状があるというわけです。

多くの資産が残るということはタダ働きをした日数が相当数あるというわけだ。

もしかしたら老後2,000万円問題なんて吹き飛ぶのかもしれない。

この本はせっかく築いた資産を使わずに死ぬのはもったいないから使い切ってゼロで死ねと言いたいのだろう。

ここからこうしてもいいのではないかという提案を考えたい。

1 若い頃にお金を思い切って使ってみる経験をする

2 心理的安全のために資産はある程度は残ってもいいと諦めるが、寄付や子どもに残してみる

1 若い頃にお金を思い切って使ってみる経験

若い時の1万円と歳をとってからの1万円では価値が違う場合があります。

たとえば、高校生のときに1万円と働いているあなたの1万円の価値って大きくないですか。

無駄使いをしろといっているわけではなく、自分にとってワクワクすること、1年後も必要なものか?などの視点で経験値になりそうなことにお金を使ってみる。

1万年の使い道を居酒屋の例で言うと、

・居酒屋チェーンの仕組みを学ぶために3回別のチェーン店に通い詰める。

・高級店のカウンターで接客の仕方や人の動きを観察する。

「どうせ老後にはやれるようにやる」というデータが出ているのだから、迷うときは経験に使ってみるのも手である。

「経験は買ってでもしろ」は本当に買えばいいのである。

ちなみに、若いの定義とは、「イマ」にほかならない。

「イマ」ほど若い時はないのだから。

2 心理的安全のために資産はある程度は残ってもいいと諦めるが、寄付や子どもに残してみる

資産ゼロで死ねと言うが、本当にできるのだろうか?

たとえば、1億円の資産を持っている人が、調子に乗って使いまくり残り100万円の資産になったとしよう。

その人の心理的安全は確保されるだろうか?

人の資産には、人的資産と金融資産と別にある。

多くの人は若いうちは人的資産ばかりで労働力に価値がある。ただ歳をとるにつれてその労働力は減少していく。そうなると、年寄りが金融資産を持っていないと精神衛生上キツいと思われる。

心配でどうしようと思いながら、死ぬよりも、ちょっとゆとりを持ちながら、死ぬを選択することもありではないか。

ちなみに、満足度が高い使い道は寄付である。

NPO、社会福祉法人や支援団体への寄付など自分が興味がある分野、または全く知らない分野に対して、寄付をしてみる

名誉、幸福感、寄付控除などメリットも得られる。

まずは手軽にできるふるさと納税からはじめてみてはどうだろうか。

次に、子どもへの贈与である。

子どもがいなければ、子ども支援団体への寄付もありだと思います。

お金があってもなくても、いまの幸せに気がつけるか

今日はこのあたりで。

それではまた!

サポートいただいたお金は子どもへの教育に充てさせていただきます。 読んでいただいて、ありがとうございます!