ジアゼパム減薬記録② 2023年2月21日~2023年4月21日

ジアゼパム減薬から約半年が経過しました。

以前の記録はこちら。

結論から言えば、離脱症状が厳しくなったので服薬回数を変更しました。

2022年11月上旬
4.0mgを2日に1回服用
3週間から4週間で離脱症状の様子を見て0.5mgずつ減薬開始
2023年4月上旬
1.0mgまで減薬したが度々離脱症状発生
4月15日から1.0mgを1日1回1週間服用
4月22日から0.5mgを分2で現在服用中

2日に1回にしていたのはジアゼパムの半減期が長いからで、血中濃度がかなり早めに下がります。

その分離脱症状が出る可能性が高くなりますが、自身の現在のトラフ値(薬物を反復投与したときの定常状態における最低血中薬物濃度)を早く把握できます。

4.0mgから1.0mgまでは比較的容易に減薬できました。

1.0mgからは2週間ほど2日に1回服用していましたが、飲む日・飲まない日関係なく離脱症状が出ました。

  • めまい

  • 息苦しさ

  • 軽いパニック発作

  • 何とも言えない不快感

正直、耐えようと思えば耐えれたかもしれません。
でも、ここで無理してはいけないのがベンゾジアゼピンの減薬です。

離脱スケジュールは最後まで完全に作成する必要はありません。
通常は、最初の数週間の計画を立て、実践してから再評価し、必要なら進み具合によってスケジュールを修正することが賢明です。
主治医には、いつでもあなたの状況に合わせて漸減ペースを遅らせたり(あるいは速めたり)して、柔軟に対応するように伝えておいて下さい。

アシュトンマニュアル第Ⅱ章(前半)より

決して焦らず、PDCAサイクルを回し続けていくことが重要です。

最初の1週間はトラフ値を上げるため1.0mgを1日1回服用し、離脱症状が消失したことを確認し、0.5mgを分2(1日1.0mg)での服用を開始しています。

自身の離脱症状が発現する血中濃度よりやや高めに維持することで、脳がゆっくりとした回復ペースを確保できます。

脳のバランスは崩れてしまうとなかなか元には戻りません。
というか、元に戻るとも限りません。

だからこそ、再服薬・再増量を常に頭に置いておかなければならないのです。

恐らく、1ヶ月は0.5mg分2で服用しなければならないでしょう。
離脱症状の発現具合から、再増量も必要になるかもしれません。

いずれにしても、順調に減薬できる、と考えるのはやめた方がいいです。

3歩進んで2歩下がる

いや、2.9歩下がってもいいでしょう。
それでも0.1歩進んでいますから。

大事なことは、ステイ、ステイ、ステイです。

脳の回復を待ち続けるということ。

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