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そうか

「ポモドーロテクニック」というのがあり、試したことがある。生産性を上げるための時間管理術で、25分集中してなにかに取り組み5分休憩を繰り返すというもの。実際やってみると、25分では中途半端な内容というものがあることに気が付いた。自分がこのテクニックを使って学習しようとしていた内容はどうも「25分経ちました、はい休憩」だと何ともおさまりが悪い。で、結局テキスト上で切りがいいところまでやることになる。使えそうなんだけどなという余韻はあったのだけど、何だかいまいち自分には合わないのかなとそこで止めてしまった。

ところが今日同じように感じた英語指導者の方のブログを偶然目にした。25分だと10~15分ぐらいでようやく集中し始めたなと思ったらまた10~15分ぐらいで終わり。そこで休憩なぞ入れるとまた仕切り直し。その方は50分にして10分休憩にしたらなかなかよいということだった。私もすぐに50分というのは良さげだぞと。というのも自分が行っているオンラインレッスンが通常50分で、50分という時間の長さそして50分でできることが感覚的に身に付いているからだ。短めの25分レッスンというのも設定しているけど、逆に自分が受講した英会話のオンラインレッスンでも25分は物足りなく消化不良に感じることがほとんどだったし、自分が教える立場でも同じように感じることが多かった。

それを読んで、ああそうか「ポモドーロテクニック」とはこういうものということにこだわらなくてもいいんだ、違うなと思ったら自分にしっくりくるやり方にアレンジすればいいんだとすとんと腑に落ちた。今は世の中に「○○学習法」やら「○○教授法」やらがゴマンと溢れてるけど、その名前や方法に決して惑わされる必要はないんだと改めて気づけたのが本日の収穫。

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