新しい村づくりを応援してくださったみなさんへ。
本当にたくさんの方に助けていただき、たくさんの方に応援していただいたニジェールでの村づくり。昨晩のオンラインイベントも、無事に終えることができました。
あとは話した内容と三木さんのこれまでを、パートナーの方々と共に本という形にして、この挑戦を日本の必要な人に届くよう、未来に残せるようにしていきます。
何かに命を賭けてのめり込み色んな人を巻き込んでいく経験、数字では計れないことへの挑戦、逃げてきたアフリカとの対峙、そして何度も魂が震える経験。今回の人生を賭けた挑戦は、数えきれない莫大なコトを僕自身に与えてくれました。最後の答えは、僕が与えるのではなく、与えられていたことでした。
2年前、三木さんとは連絡は取れなくなるし、ニジェールの情勢は悪化していくし、理解をしてくれない人たちからは色々言われるし、なのにクラファンはうまいこと成功して、アフリカコーラは生まれるし、何のために活動しているのか分からなくなり、パートナーにぶち当たって取り乱した日もありました。やったことがない挑戦にいつしか相当なストレスを感じていたんだなと、今振り返ると思います。
だけど今回の5月と6月のイベントを通して、三木さんと2人で島根や福岡、東京をスーツケースを転がしながら行脚できたことも伏線を回収することができて、大きな大きな人生の糧になりました。
はじめのオンラインイベントに参加してくれた方々、クラウドファンディングを応援してくださった全ての方々、写真展に足を運んで話をしてくださった方々、今回の報告会に参加してくださった方々、私と言う異物を受け入れてくれた村づくりの主人公であるアンゴルマタ村の住人たち、そして挑戦の機会を与えてくれた三木夏樹という恩人に心から感謝したいです。
「どこにいようと、何をやっていようと、祐斉は祐斉や。成功とか失敗とかどうでもよくて、立ちはだかるものを前に、自分がどうあるかが一番大事なことやと思う。うまくいく経験からは、うまくやるテクニックしか得られない。うまくいかない経験からは、逆境に立ち向かう底力、自分の小ささを知り、周りにいてくれる人たちの大切さ、しんどい人たちの気持ちがわかったり、肥やしは多い。何より、孤独を知ることで、人は軸を得る。これからも、自分で決めて生きていけよ。やってみて、違うと思ったら、いつでも振り出しに戻ってやり直したらいいし、壁にぶち当たったら落ち込んだらいい。でも、腐るな。
約10年前にもらっていた三木さんからのメールが今になって響きます。
次は、このやり遂げたというエネルギーを自分というベクトルに向けていきたい。またワクワクするような新しい挑戦をしていこうと強く思い描いています。
外務省の情報がレベル4で真っ赤になろうとニジェールに戻る三木夏樹と、こんなにも多動で勢いしかないのに繊細でどうしようもない僕を、これからもよろしくお願い致します。
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