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アカペラのこと

アカペラについて書きます。

ここでのアカペラは複数人でパートを分担して一つの音楽を作り上げる音楽形態を指します。
(Pentatonix、ゴスペラーズが世でよく知られているアカペラの代表例かと思われます)

大学に入学して、中高と続けてきたチアダンスのサークルにすぐ入って、他のサークルには特に興味なかったのですが、Twitterでたまたまアカペラサークルに誘われたのでノリで入ってみました。

それがアカペラを始めたきっかけです。(薄い)

音楽が小さい頃から大好きで、ギター以外にも色々な楽器をやったり曲書いたりライブしたりしてましたが、アカペラ?なにそれ?美味しいの?といった具合の初心者で、ハモネプの存在さえも知りませんでした。

こんなにノリで始めたのに、アカペラ<チアだったのに、見事にアカペラという音楽形態にハマりました。

私は楽譜が読めなかったですし、コーラスなんてもっての外というか、論外でした!

今年でアカペラ3年目になりますが、やって良かったなと思っています。

以前は弾き語りシンガーソングライターとかいうことをしていまして、1人で歌うことがほとんどでした。そのため、自分の声が小さいとか、鳴る(上手くハモることができる)声質じゃないとかそういったことを考える機会がありませんでした。

アカペラを始めたことで、確実に、歌う時の引き出しが多くなりました。

だから、私にとってアカペラは、この音楽形態に「ハマった」というよりも、良い学習ツールに出会ったという方が正しいかもしれません。

びっくりするほど下手っぴでしたが、いろんな方が一緒にバンド組んでくださったおかげで色々と学ばさせてもらいました。感謝ですね。

そして、このサークルではすーぱーまぶ(ありのままでいれて、なんでも話せる方々)に出会えたことが何よりの収穫です。

私は1年生の終わりくらいから大学外の人達とアカペラをする機会、いわゆるインカレでの活動が増えたのですが、正直私には合わなかったなと思います。

何バンドか誘っていただいて、学外の同期、先輩と知り合うことができて、沢山良くしてもらって、楽しい時間を過ごせましたし、学ぶことも多くありましたが、体調不良を伝えるのがとても苦しかったです。

インカレ=本気でやりたい人が多い→頑張ろうってなる→頑張り始めた時に体調悪くなったりする→言いにくい→辛い

という事が何度かありました。学内だったら上記のことが起こらないかと言われるとそういうわけではないですが、気の知れた人には自分の体調のことを伝えたり、このくらいならできるよとか、あのイベントは無理だとかそういうことをあまり気負うことなく言えるんです。

これは「甘え」でもあるんですけどね。
でも、無理せず、ストレスフリーな活動をするには学内が適していると思いました。

言ってしまえば、私にはアカペラ界隈で有名になりたいとか、大会で成績を残したいとか、誰かにアカペラを届けたいとかそういう思いはありません。

アカペラを通して良い音楽を奏でられて、人と一緒に音楽を作れて楽しい!という気持ちになることを私のアカペラでのゴールとしています。

アカペラよりも弾き語りの方が私には合っていると思いますし、好きなんですよね。

それでも、
・歌う時の引き出しが増える
・すーぱーまぶの方々との共通娯楽ツールである
・人といい音楽を奏でられる楽しさがある
から私はアカペラをしているんだと思います。

私は音楽と人が大好きです。


追記
このアカペラサークルで知り合って、アカペラではない音楽形態である弾き語りでセッションできるのが私はとっても嬉しいです。それも収穫の一つです。

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