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ハンコのほうが手軽

高齢者介護の業界でも

署名とか捺印を廃止してもいいよみたいな通知が発布されたけれど

介護の計画に同意を得ているということを

証明できるようにしなければいけないってことは変わりなくて

例えば、「メールの送受信履歴を取っておく」みたいな例示がされたけれど

メールでやり取りする利用者は少ないし

ラインとか使ってる利用者って

その他の相談事などがメインだったりするので

同意取得のみ電子媒体ってことはあり得ないので

秘密保持の観点からそれを公にするのは気が引ける

計画書は紙面での交付が原則だし

利用者だけでなく

サービス提供する事業所にも交付するし

原則的には、一同に会して協議したものが

正式な計画書になるので

担当者会議を開いてそこで同意を得た証拠として

名前を書いて印鑑をいただくってことで

何の問題もないような気がする


現場が求めてるのは負担の軽減。

署名・印鑑をもらうのが手間ではなくて

作成する書類の種類とか作成の頻度が多いことや

記録の中で数字のつじつまが合わないとか

そういう不備に対して減算とかのペナルティが大きすぎること

減算されないように書類を整えておかなければならないことが

優先になってしまうのは

直接的な業務量が多くなるし

書類作りにかまけていると

本来の相談支援業務が滞る


確かに印鑑を並べるのは

無駄なことかもしれないけれど

それ以上の手間をかけるなら

判子いただくくらいなんてことはない。