【神戸電鉄】2022年12月 大池駅 上り駅舎新築工事 現行駅舎最終日の様子
2020年9月から進行中の神戸電鉄 大池駅のバリアフリー化工事。
2021/2/1には下り新駅舎の供用を開始し、
階段の昇り降りを伴う構内踏切を廃止しました。
その後、2022年4月からは上り新駅舎の新築工事を進めていましたが、
このほど上り新駅舎も12/17から供用開始されることが発表されました。
そこで上り現行駅舎最終日となる12/16に、様子を見に行ってきました。
左端が2021/2/1に供用を開始した下り新駅舎。
真正面は2022/12/16で終了となる上り現行駅舎。
右奥には2022/12/17から供用開始される上り新駅舎。
上り現行駅舎は2階建て。
元々は平屋建てでしたが、昭和末期頃に増築されました。
解体される前に少しだけ現行駅舎の写真を撮っておきます。
時刻表の下には自動販売機、その隣には周辺地図が掲出されていましたが、
少し前にいずれも撤去されました。
向かい側の自動販売機も撤去され、シャッターが下ろされていました。
残るは企画乗車券自動販売機だけでしたが…
これも目の前で撤去されて、新駅舎へ運ばれていきました。
自動販売機が設置されていた場所には、なぜか手洗い場が…
クーラーも設置されています。
実はここ、神鉄観光が経営する有人の売店でした。
自販機設置前は、ここで飲食物や新聞などが有人販売されていたほか、
定期券の申込受付なども行われていました。
旧売店跡の奥は切符売り場と改札口。
券売機は2台。
左のシャッターは有人駅時代の切符売り場でした。
自動改札機は3台。
駅務室出入口の向こうには精算機が配されています。
構内踏切跡の上に設置された仮設通路を利用するのも今日が最後です。
明日から新駅舎の供用開始ということで、
新駅舎と上りホームとを隔てていた仮囲いも一部取り除かれていました。
明日から新駅舎に切り替わることが案内されていました。
上り新駅舎を見るために現行駅舎の南側に出てみます。
新駅舎は元々、神鉄タクシー乗り場だった場所に建てられました。
円形の大屋根と円柱形の駅務室が特徴的です。
新駅舎の左端が改札口で、時刻表がチラッと見えてます。
新駅舎の手前は駅前ロータリー(タクシー乗り場)になる予定です。
歩道側はすでに美装化されており、自転車置き場も整備されています。
ロータリー側は全くの手付かずですが、
上り現行駅舎の解体後に設置されるバリアフリー用スロープとともに、
2023年3月末までに整備される予定です。
以上、現行駅舎最終日の様子でした。
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