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自分の話の着地点が見えない

noteで文章を書いていて、いつも思うのが。「自分の語っているこの話は、一体どこに着地するのだろう…?」ということである。

書き出すことは簡単だ。10年間毎日Twitterでつぶやき続けているだけあって、喋りたいことはいつでも沢山ある。しかし書き出した話の行き先については、毎回悩みの種だ。自分の場合は単に「聞いて聞いて!」と話したがっているだけで、結論やオチがあって話し出した訳ではない。

だから書きながら自分でも、この話はどこに着地するのだろう…というか、どうやって着地させればいいのだろう…と悩むことになる。

オチといえば、学生時代の友人の1人が関西から広島に進学した人間で。「最初の頃は、こちらでの会話の流儀になかなか慣れなかった」というようなことを話していた記憶がある。話にツッコミとオチがない、というのだ。

まずツッコミが無いのが辛いのだという。当時受けたレクチャーでは、関西では「私が美人やからかなぁ」というと「あー鏡が割れるほどのな」のように即座にツッコミが返ってくるそうだ。しかしその文化の無い広島では、その台詞はそのままスルーされるので。ツッコミ待ちのボケの筈なのに、まるで本気で自分のこと美人だと思っているみたいになってしまう…ということらしい。

また話にオチを求める習慣がないので、オチを待っているとそのまま会話が流れていくことにも違和感があったらしい。(日常会話に都度都度オチが必要とは、関西とは大変な場所だ…本当に一般人が芸人さんみたいなトークを繰り広げるんだ…)と当時驚いた気持ちを今でもよく覚えている。

残念ながら広島生まれ広島育ちの自分には、彼女のようにオチを自然と組み込むスキルは身についていない。だから話したいことを大概話し終わってしまった、今もまた。この話をどうおさめれば良いのだろう…と困った顔になっている。

特に話にオチは無いのだけれど。今日はもう、このまま終わってもいいだろうか…?



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広島で、大人から子供まで人物の出張撮影をしています。自然な情景を、その時間を…切り取って残したスナップ写真は、お客様だけでなく自分にとっても宝物。何かありましたら、ぜひどうぞ!

ユルリラム
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