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2018年6月の記事一覧

まるでひと夏の恋のようだった

まるでひと夏の恋のようだった

大学時代というのは、これまでにない自由を手にした日々だった。

高校生と比べるとお金がある、そして社会人よりはずっと時間がある。そのせいだろうか、あの頃は今と違ってしょっちゅう映画を見ていた。レンタルもしたし、映画館にも足を運んだ。

大学から街に出るちょうど中間地点の辺り、古い雑居ビルの中に映画館が入っていて。大きな劇場でやる誰もが知っている映画以外の世界もあることをそこで初めて知った。古い名作

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