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保存版!?我が家のマレーシア移住準備!

GW下見から帰国後、受験したインター校からWhat’s appにて条件付き合格のお知らせが来ました。

6歳長男→入学までに英語レベルを上げる(英会話教室に通わせるなど)という条件付きで合格!
4歳次男→トライアルの代わりに学年主任と両親のオンライン面談を実施。(アレルギーに関する質問、性格、幼稚園での様子など)

次男のオンライン面談実施後、学校から入学許可のオファーレターを受領しました。
そこには、2週間以内にデポジット(返金不可)の支払いを行うよう記載がありました。

本記事では我が家が行ったマレーシア移住の準備をお伝えします!

海外送金「WISE(ワイズ)」開設

海外送金のためのWISE(ワイズ)アカウントを開設し、学校へデポジットと授業料の支払いを行いました。

従来の銀行に比べて手数料が少ない、スマホで完結できる、スピーディに送金が可能、な点からおすすめのオンラインプラットフォームです。

デビットカードも作成できます。
長期ビザがないと現地で銀行口座開設ができないため、来馬1ヶ月経過の現在も我が家はWISEデビットカードを現地でメイン利用しています。

デビットカードは海外から届くので日数がかかります。(届いたら手紙に記載の番号を使用してカードをアクティベートする必要があります)

医療

予防接種

我が家が実施した渡航前の予防接種は下記の通りです。
💉子供…A型肝炎2回、狂犬病3回、髄膜炎
+必要に応じて日本脳炎、おたふく等の定期/任意接種でスケジュール的に打っておくべきもの
💉大人…A型肝炎2回、B型肝炎3回、狂犬病3回、破傷風、日本脳炎

急げば1ヶ月で完了しますが、体調不良で先延ばしになることもあるため余裕を持ったスケジュール管理が必要です。
理想はトラベルクリニックの専門医に相談しながら家族で種類を合わせることです。
(A型肝炎は半年後に現地で再接種する必要があり、種類を揃えた方が良いとのこと。また、トラベルクリニックだと英文の予防接種完了証書をもらえました)
トラベルクリニックが近くにない場合は、事前に病院に海外渡航用予防接種の対応可否と在庫状況を確認した方が良いでしょう。

健康診断

可能ならば渡航前に健康診断を受けて、問題があれば早めに治療をした方が良いでしょう。

歯医者

海外で歯医者を受診すると高額になると聞いていたので早めに検診を受けました。必要に応じて虫歯治療を行い、渡航直前にもフッ素を塗布してもらいました。

小児科

かかりつけに事情を説明し、子供の薬を可能な限り多くもらっておきました。(解熱鎮痛、風邪、整腸、保湿剤、アレルギー対応薬、等)
酷いアレルギーでエピペンが必要な方は、マレーシアにあまり在庫がないそうなので、多めに準備した方が良いそうです。

ビザ

元々就労ビザの取得も検討していましたが、入学前の取得が難しそうだったため、一旦「学生ビザ・保護者ビザ」(有効期間1年間)の取得を目指すことになりました。

学生ビザ・保護者ビザ

学生ビザと保護者ビザの申請は、入学後に学校に書類とパスポート原本を提出し、学校のビザ担当がイミグレーションに提出し、早ければ2週間〜1ヶ月で申請が完了するとのことです。
周りの方から聞く情報では2ヶ月以上かかる方が多く、観光ビザの期限である3ヶ月を超えてしまって一度出国しなければなくなる場合もあるそうです…。

我々の申請時、保護者ビザは片親(一般的に母親)にしか降りないルールとなっており、父親は復路の航空券(旅程)と「大使館で公証を受けたパスポート」があればビザ申請期間中も滞在OKとのことでした。
(上記がない場合、ビザ申請中に父親はマレーシアに滞在不可とのこと)

※セランゴール州などでは、子供が複数いる家庭の場合、両親共保護者ビザが取れるようルール改正が行われ始めた学校もあるとのことです。

必要書類は学校のある州や学校によっても異なることがあり、学校のビザ担当との密なやりとりが必要となります。我々はGW下見時からやり取りに使用していたWhat’s appにて自ら問い合わせを行うと同時に、クラタビにサポートも依頼しました。(自社でまとめられたビザマニュアルを頂きました)
提出が必要な書類の中には、銀行口座の取引履歴直近3ヶ月分や、英文の給与明細直近3ヶ月分、などすぐ用意すべきものもいくつか含まれていました。

英文卒業証明書(就労ビザ用)

我々は現地就職が叶った場合、就労ビザ(最大5年間有効)に切り替えることを想定しています。
就労ビザには、卒業大学の英文卒業証明書が必要なため、卒業大学に大学規定フォーマットの申請書を返送用レターパックと共にレターパックで郵送し、何枚か取得しました。(大学在籍時の旧姓での記載となります)

引越し関連

物品の海外輸送

航空便(2週間)か船便(1.5〜2ヶ月)か、両方使う人もいれば片方だけもいて、少量荷物をスーツケースに入れただけで来られる方もいます。
今回我が家は日通を含む数社で相見積もりし、最終的に「クラウンムービングサービス」の航空便を利用することにしました。
マレーシアの住居は基本的に家具家電付きなので、大きな荷物はない予定だったことと、数ヶ月待つことになってでも現地に送っておきたい!というものがなかったから、という理由になります。
大きな荷物がなかったので見積もりのための事前訪問は依頼しませんでしたが、実際には本が多く、重量がかさんだため、伺っていた見積金額より1.7倍アップの金額となってしまいました。(10箱、200kg超)←重量か容積か大きい方が見積りに適用されます。
航空便禁止物品などもあるため、想定外の事態を避けるためにも、訪問査定は必要だったかと思います。

断捨離

不用品処分兼買取業者のまとめサイトなどで複数の業者に一気に見積もり依頼を行い、それぞれの訪問査定を受けました。
基本的にどこの会社も、ノーブランドの家具は処分、購入後5年以内の家電が買取対象と言われました。
我が家は相見積もり結果を基に交渉し、結果的に買取金額が処分費用を上回りました。
さらに、訪問査定時からかなり断捨離を進めて自分たちで処分したものが多かった成果を買って頂き、作業当日に見積金額より数万円プラスした額を頂けました。
(事前に処分品を減らしたら処分費用をマイナスしてもらうよう、交渉しておいてよかったです)

自身で行った断捨離については、元々使用していたフリマサイト3種をメインで駆使し、後半はジモティー、友人への譲渡、廃棄などをしていきました。

・フリマサイト(メルカリ、ラクマ、Yahooフリマ)…小さなものは自分で梱包し、コンビニや郵便局から発送。大きなものは「梱包発送たのメル便」等を使用し、ヤマトの方に運び出して頂きました。

・ジモティー…不用品のマッチングサイト。購入者が指定場所に取りに来てくれるシステムのため、無料〜安価な価格での譲渡が多い。オンライン事前決済か現金渡しか選べる。→家具、家電、おもちゃ等

・セカンドストリート…衣類(ノーブランドは10円/着程度)
・友達…子供自転車、ストライダー、おもちゃ
・粗大ゴミ(月1回収)…衣装ケース等
・実家へ…メモリアルグッズなど置いておきたいが使わないもの、一時帰国用の冬服など。

賃貸物件の退去手続き

退去日(退去立会日)を決定し、我が家の場合はオンラインで申し込みしました。
電気・(ガス)・水道・インターネットの解約日と手続き方法を確認し、それぞれ実施しました。
郵便物について、不要なDMを停止し、郵便局のサイトにて実家への転送申請を行いました。

住民票

12月末までに抜くことで住民税の徴収対象外となります。
夫が一時帰国時に家族分の転出手続きをすることとなりました。
ちなみに住民票を抜くと、児童手当がもらえない、子供が現地で医療を受けた際の医療費還付が受けられない、などの弊害が生じます。

解約、退会

習い事の退会。サブスクの解約。

携帯電話

国内の携帯番号を保持するため、出国の数日前にPovo のe-SIMに切り替えました。年間300円程度で国内電話番号を維持できるようになりました。

マレーシアでの住居

エージェントのクラタビにハウジングサポートを依頼しました。出発1ヶ月前に候補のコンドミニアムのオンライン内覧を2件実施し、住居を決定しました。人気の物件だったため、あまり交渉の余地がなく、急いで手付金を支払い、物件を勝ち取りました…。

日本の学校、幼稚園

担任の先生にお伝え

マレーシアへの引越しが正式に決まり、公表しても問題ない状況になった6月頭には、当時通っていた学校と幼稚園の担任の先生に引越し&退学/退園の件をお伝えしました。長男は先生の提案により、夏休み突入1ヶ月前にはクラスの皆に引越のことを発表。クラスの全員とお手紙交換をして、残りの期間を大切に過ごせたと思います。

一時帰国の際の通学許可

インターの夏休みは長いので、一時帰国をして日本の小学校や幼稚園に一時的に通うことができる場合があります。我が家の場合は実家に一時帰国の予定なので、実家のある自治体に確認しました。すると希望の各学校に問い合わせが行われ、回答が頂けました。(小学校も幼稚園も受け入れ可能。幼稚園は給食費の請求があるとのこと)

教科書無償受給

海外子女教育振興財団に、次学期以降使用予定の教科書の無償受給を申請しました。
海外に1年以上滞在する義務教育課程の子供は申請すればその年度の教科書が無償でもらえるという制度があります。
学校から教科書給与証明書(現在使用している教科書の種類記載)を発行してもらい、送料2,000円をクレジット/振込で納付し、申請書を郵送(出国2ヶ月前〜)すると、出国2週間前までに発送してもらえます。

国際免許の取得

現地での運転の可能性を考え、夫婦共に国際免許を取得しました。居住地の免許センターにて手続きを行いました。運転免許証、パスポート、パスポートサイズの証明写真、があれば2,350円で提出後30分程度で発行されます。有効期間は1年間ですが、日本の運転免許証に紐づくので、元々の免許証に十分な有効期間があることが望ましいです。更新するには日本にて手続きが必要なので、ゆくゆくは現地にて免許を取得することも検討したいと思います。
ちなみに日本の免許証の住所は実家に変更しておきました。

日本での思い出作り

夏休みに入ってからはたくさんのお友達と遊んで思い出を作りました。
日本らしく着物を着て753の撮影をしたり、3世代で旅行に行ったりもしました。

英会話

長男の入学条件として、「英会話教室などに行って8月入学までに英語力を上げること」とあったため、1年前の春休みにスプリングスクールでお世話になった民間英語学童の「KidsDuo」にお世話になることとしました。
まず再度体験を受け、長男が頑張れそうかどうか確認後、やる気が出たところで申し込みをしました。

短期にはなりましたが、学校終了後に迎えのバスが来て、1日約3時間、ネイティブ教師陣が提供してくれるオールイングリッシュの環境に浸ることを週3回続けた結果、インター校に入学しても使えそうな「May I go to the bathroom?」などのフレーズを複数言えるようになりました。

せめて困った時に助けを求めることができるようになってほしい!という思いだったので、成果を上げることができたように思います。また、自分は英語を話せる!知らない人ばかりの環境でも友達を作れた!と自信が持てたようです。

情報収集

マレーシアに関する情報収集は、主に下記の媒体を利用しました。
・LINEオープンチャットで「マレーシア教育移住」などと検索して参加
・SNS(X, Instagram)
・Youtube
 @bilingirl_chika (バイリンガールちかさん)
  @RENA.ryu_gaku2023 (RENA/母子留学inマレーシアさん)
・「WAKE UP! in クアラルンプール」吉田ちかさん
・エムタウンプラス発行「マレーシア生活&ビジネスガイドブック2024」
 移住に関する情報が詰まった冊子です。マレーシ
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 日本ではAmazonやメルカリで入手できます。

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まとめ

我が家では上記のマレーシア移住準備を5月頭から8月中旬にかけて行いました。
夫婦でタスクを共有すべく、Deopbox上で関連書類を共有したり、エクセルでTo doやスケジュールを作成し、共有していました。
体調管理に気をつけながら、余裕を持って準備が行えたら良いと思います。
本記事が移住を考えていらっしゃるどなたかの参考になりましたら幸いです(^^)


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