小銭入れ付き長財布で最もミニマルなATELIER SABOの長財布
ゆるまる夫です。クラウドファンディングで購入し、首を長くして待っていた財布が届きました。普通の買い物と違って、手元に届くまでプロジェクトを見守っていたので嬉しさもひとしおです。この財布を眺めながら、ミニマルで暮らしやすい財布のあり方など書き散らかしてみます。
ミニマリストだけど長財布という選択
まず財布の全体像から。こんな感じで使い勝手は長財布そのものですが小銭入れとカード入れの部分が工夫され、スッキリしてます。
ジーンズのポケットに入れた写真です。左側のポケットに、これまで使ってた長財布を比較のために入れてますが、だいぶスッキリしますね。
ミニマリストの方々がお札を折りたたんで小さいサイフに入れてる動画など見ますが、ジーンズのポケットに入れることを考えると折りたたむより薄くする方が理にかなってると思います。
それと、小さい財布って色々と削ぎ落としてるけど、結局はサイフに入り切らないものは別の方法で持つだけなんですよね。そんな中途半端な存在のものを持つことがミニマリストなんだろうかとも思うわけです。
キャッシュレスが普及したからこそのサイフ選び
野村総研によると、キャッシュレスの普及率はまだ2割程度ですが近所のスーパーやコンビニで買い物する分にはスマートフォンだけで完結します。つまり普段の買い物のためのサイフの役割は消滅したわけです。
一方で残りの8割は現金です。個人での買い物はともかく「知人との飲食」などは現金が必要になるわけです。年齢層によっては後輩より多めに出すシチュエーションもあるでしょう。そうすると、今やサイフの役割は個人の買い物ではなく「人前で現金をスムーズに用意すること」に特化しているのかもしれません。
クレジットカードのスキミングなどセキュリティ面の意識も高まっています。クロークにカバンを預けても「貴重品は預かれませんのでお持ちください」と言われます。立食パーティーやカンファレンスの場でスーツのポケットに入り切らないサイフをむきだしで持っているのは格好いいものではありません。
つまりコンパクトさと取り出しやすさの両立が現在のサイフ選びの条件です。
薄いサイフを薄く保つための秘訣
小銭が多いと、どれだけコンパクトなサイフを選んでもポケットが膨らんでしまいます。オーケーなどのスーパーマーケットではレジで店員さんに現金を渡すのではなく機械に小銭を入れるようになってますが、あれにサイフの小銭を全部流し込むと一気に小銭が減らせて便利です。小銭をEdyやSuicaにチャージできるポケットチェンジというサービスもあります。
カードを減らすには幾つかテクニックが必要ですね。スマホのアプリで減らせるなら、とことん活用しましょう。アプリを起動するだけでクーポンも獲得できるのも物理的なポイントカードにはないメリットです。
前に使ってたサイフは16枚ものカードを入れるスペースがありましたが、SABOのサイフは見ての通り3枚(と隠しスペースに1枚)なので、文字通り「切り札」を厳選する楽しみがあります。サイフによってライフスタイルが研ぎ澄まされると言ったら、ちょっと格好つけすぎでしょうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?