ゆるく楽しむ日曜地質学:2021年10月17日号
眠いです!(笑)
ついにワクチン2回目接種が明日に迫りました。副反応が軽く済むよう祈っておりますが、どうなることやら・・。
断層【地質豆知識:007】
「断層」と言えば、様々な記事で話題にしていますし、世間的にも知られている言葉であろうと思います。
地層・岩盤が破断してズレた面のことを言い、地震の原因でもあります。
ところで、この「断層」という言葉は英語では「fault」と言います。
一般的に「fault」の意味は
・欠点、短所、欠陥
・過失、失策、落ち度
などといった意味で使われています。
これがなぜ、断層を表す言葉になったのでしょう?
〇地質学は産業革命時のイギリスで発展した
地質学はそもそも、産業革命をエネルギー面で支えた「石炭」を採掘する中で発展した学問です。
イギリスは日本とは違って、比較的安定した環境下で地質が形成されています。そのため地層の方向は概ね一定で、石炭層が見つかれば、その方向に沿って真っすぐ掘り進んで採掘していたそうです。
ところが!
断層の模式図:産業技術総合研究所より
上の「正断層」と「逆断層」を見てください。
茶色の地層が石炭層だとします。
これを掘り進んでいくと、断層のところで突然、違う地層になっていましますよね。お目当ての石炭は消えてしまいます。
この時に、炭鉱関係者が「fault!」と言っていたそうです。
「ミスった!」とか「失敗だ!」とか。あるいは「なくなった(欠損)!」などの意味合いで言われていたのでしょうね。
後々、その原因が断層だと分かり、そのまま「断層=fault」となったのだそうです。
ニュース・トピック【001】
今回は過去記事紹介ではなく、お知らせです。
ぼうさいこくたい
内閣府主催で行われる「ぼうさいこくたい」に、以前紹介した「一般社団法人みんぼうネットワーク」と私の個人事業(まだ正式に紹介できてませんが)が参加します。
ブース出展をして活動目的の紹介をしたいと考えております。
もしご興味がおありでしたら、旅行がてらいかがでしょうか?
また「ぼうさいこくたい」のホームページに動画を掲載することができるということで、せっかくの機会ですので、動画を作成してYouTubeチャンネルを開設してみました!
パワーポイントで作ったスライドにフリーBGMを載せただけというシンプルなものですが、おじさん頑張りました(笑)
これをきっかけに、少しずつ動画制作スキル上げていきますので、よろしければチャンネル登録お願いします。
今週は副反応でぶっ倒れているかも知れませんが、仕事は徐々に楽になって来てますので、引き続き、都道府県シリーズの復活を目指します!
今回は予告はしませんが、よろしくお願いいたします。
書きたい場所は決まってるんですけどね(;^_^A
フォローしてる方々の記事も読めていませんが、そろそろ再開できそうです!
以上、お読みいただきありがとうございました。
今週もよろしくお願いいたします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?