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もうちょっと適当にやりましょう

いまは男性女性とすっぱりと分けられない時代ではあるが、男性性と女性性というふうに考えた場合になんにもちがいがないとはいえない。

ズバリ男性とは、どれだけまじめに見えてもどこかしら不真面目で不謹慎な部分を残している生き物である。

逆に女性はどれだけいいかげんにみえてもどこかまっすぐすぎる部分を残している人たちだ。

クルマの運転を見ているとわかる。前進しているときに意識がまえに100%向かっている女性ドライバーは多い。ほんとうはうしろも20%くらい意識してバックミラーを覗かなければ危ないんだけど、前100%になるところがステキなところでもある。

大学受験で女性のほうが全体に成績が良いこともこれと関係があるだろう。女性は勉強も恋愛も打ち込むときには全身全霊で打ち込むし、言われたとおりに全部やる。そういうところには男の人はかなわない。

女性から見ると、このあたりが男性に対して物足りない部分ではないか。男性はどんなにがんばっても出力98%みたいな生き物なのだ。もうちょっとシャキッとしろ。デレデレするなとおもう部分があるのではないか。

しかし、男性から見ると女性のまっすぐさはあやうさでもある。ハンドルの遊びが足りなくて事故を起こすパターンが多い。

こないだ豊田真由子元衆議院議員について書いたけど、この手のまっすぐさが起こした事故だ。一方で、男性議員が起こす事故は宮崎謙介さんが典型である。イクメン休暇中の浮気で辞職したわけだが、ハンドルの遊びが大きすぎた。

さて豊田真由子さんを2まわりくらいレベルアップしたのが高市早苗政務調査会長である。いまバッキバキにやりすぎて孤立している。せっかくの要職についたのにもったいない。

ぼくは男性なのでそういう高市さんのブレないすがたは好きなんだけど、政治理念に共鳴しているわけではない。あんなアブナイ人に総理になられたらこの国は終わりだ。なので高市さんが失脚するのは歓迎である。

つまりステキだと思う半面でたまったもんじゃないとも思っているわけで、「どっちなのはっきりしてよ」と言われても、80%の気持ちで失脚してほしいけど20%くらいはファンである。

女性が男性政治家のファンになったらその政治理念もふくめてまるごと応援するんじゃないですか?そこがステキなところだけど、そういう人ほどスピ系や新興宗教に洗脳されやすい。

このnoteは、宗教にひっかかりやすいタイプの人をわりに想定読者にしている。なので、カッコいいことを書いた翌日にはなるべく情けないこと書いている。いいかげんな男性からまっすぐな女性へ向けて「もうちょっとテキトーにやりましょうよ」というのが1つのメッセージだ。

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