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社会

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2020年9月の記事一覧

自説を撤回するのは、 訓練しなければ身につかないわざ。

自説を撤回するのは、 訓練しなければ身につかないわざ。

ぼくはnote以外にtwitterもやっている。

このnoteでは、一般的な話題をあつかうことがおおいが、twitterでは、わりに足の早い時事ネタをあつかう。

なるべく日本のテレビやネットでは取り上げられなさそうなものを選ぶようにしている。

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時事ネタををあつかうときに、こころがけていることがひとつある。

なるべく偏らないこと。

トランプに有利な情報だけ、バイデンに有利な

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あほの認定証明書

あほの認定証明書

このnoteではまいにちいろんなことを書いている。

しかし、世間を見ていると、そんなにいろいろ書く必要はないんじゃないかなあと思えてきた。

「世間」といっても、あまりにばくぜんとしていて具体的にだれを想定したらいいのかわからない。

しかし、ぼくがこれまでイメージしていた読者は、ちょっと理解力のありすぎる人だったのかもしれない。

もしかすると、読んでくれた人のほとんどを置いてきぼりにしていた

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塀のない刑務所に住みたい

塀のない刑務所に住みたい

昨日、Apple社が新製品の発表をした。

新型のApple Watchが話題を呼んでいる。

それについて、NYタイムズの論説記事を読んだ。

「Apple Watch is a Private Road(Apple Watchは私道である)」というもの。

私道とは、公道にたいする私道といういみである。

ここで筆者が「公道」になぞらえているのはWWW(ワールド・ワイド・ウェブ)。

だれでも

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『ためらい』

『ためらい』

なんだか文芸映画のタイトルみたいだが、現在のぼくの心境である。

もともとは、7月24日に新型コロナウイルスについて非常に信頼性の高い情報をのせた記事を公開する予定だった。

かなりおどろきの情報である。

じっさい、1時間ほど公開したのだが、その後すぐに削除した。

そのかわりに公開したのが、埼玉西武ライオンズの辻初彦監督について書いた記事「現役はいい」である。

あれは、あわてて書いたものだ。

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スナフキン、ついに群れる

スナフキン、ついに群れる

にんげんは群れをつくる生き物だそうだ。

しかしそうでない人もいる。

ぼくは、この12年ほど、なんの群れにも属さず、ムーミン谷のスナフキンのように生きてきた。

ただし、そのまえには「第一期群れの時代」があった。

12年を経て、今年から「第二期群れの時代」に入っているので、まるで干支である。

ちなみに「第一期群れの時代」は2004~2008年までで、非常に求心力の強いカリスマの下にいた。

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東京の風

東京の風

いま、東京と地方の格差というのはどれくらいあるんだろう?

ぼくが通った四国の高校では、年に一回、各分野で活躍している先輩を招いた講演会が開かれていた。

高校3年のときにやってきたのは、コラムニストの天野祐吉さんだった。

雑誌『広告批評』の編集主幹だった人だけど、お会いするまでぼくは存在を知らなかった。

天野さん自身が開口一番「おそらくみなさんのクラスで1~2人しか読んでない『広告批評』とい

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〇〇がなければ生きていけない

〇〇がなければ生きていけない

「〇〇がなければ生きていけない」というのは、ざっくり言うと「依存」である。

にんげんは、太陽と空気と水と食べ物がなければ生きていけない。これもある種の依存だといえる。

依存は、少なければ少ないほど、ラクに生きられる。

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たとえば覚せい剤中毒の人は見ていて不自由そうだ。

お金がかかるし、刑務所に入れられたりするし、さぞ不自由だろう。

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ぼくはスマホがなくてもTVがなくても生

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